飼っている猫が毛玉を吐く!自宅でできる有効な対策は?

2025.06.13全て猫関連コラム

猫を飼っている人は、飼っている猫が毛玉を吐くというシーンを見たことがあるでしょう。
決して珍しいことではありませんが、そのような光景を目撃すると、「本当に大丈夫なのだろうか?」と不安を感じてしまう人も多いと思います。
今回のコラムでは、自宅でできる有効な対策について見ていきましょう。

猫が吐くのは珍しいことではない

猫を飼っている人の場合、猫が毛玉を吐くというシーンを目にしたことがあると思います。
猫が毛玉を吐くというのは、よく耳にすることですが、実際にそのシーンを見てしまうと、不安を感じる人も多いでしょう。
まず、理解しておきたいのが、猫が吐くのは珍しいことではないということです。

また、猫が毛玉を吐く頻度についてですが、一定ではなく個体差があると言われています。
年に1~3回という猫もいれば、2か月に1回、1か月に2、3回、週に1回という猫もいるのです。
このように、吐き出す頻度については、一概には言えませんが、猫が吐くのは珍しいことではなく、基本的にはそれほど大きな心配はいらないと考えられます。

猫が吐き出す毛玉は飲み込んでしまった毛

猫が毛玉を吐き出すというのは、決して珍しいことではないと解説しました。
次に気になるのが、猫が吐き出す毛玉についてです。
この毛玉についてですが、簡単に解説するとこれは、猫が飲み込んでしまった自分の毛ということになります。
猫は定期的に「毛づくろい」をしていますが、その際に自分の毛を飲み込んでしまうのです。

飲み込んでしまった毛は、便と一緒に出ますが、すべてが出るわけではありません。
飲み込んでしまった一部の毛については、そのままでは消化されないので、毛玉として吐き出しているのです。

症状によってはすぐに動物病院を受診する

猫が吐くというのは、すでに解説しているように、それほど珍しいことではありません。
そのため、吐いたというだけでは、それほど心配する必要はないでしょう。
しかし、どのような場合でも問題がないということではありません。
次のような症状が見られる場合には、できるだけ早く動物病院で、獣医師の診察・治療を受けるべきと考えられます。
・嘔吐しているだけでなく、元気がない
・嘔吐だけでなく下痢にもなっている
・腹が張っている

吐いてしまったというだけでなく、上記のような症状が見られるという場合には、病気の可能性があります。
とくに注意しておきたいのが、腹が張っているという症状です。
もちろん、猫が餌を食べ過ぎた場合なども張ってしまうことがあるのですが、しばらくしても張ったままという場合には、病気の可能性があります。
具体的には、腫瘍ができている可能性や腹水がたまっている可能性、胃拡張胃捻転症候群の可能性などです。

病気が原因となっている場合には、発見や治療が遅れると、猫の命が失われてしまう可能性があります。
そのため、ここに挙げたような症状が見られる、その他普段とは様子が違うなどの場合には、できるだけ早く獣医師に相談しましょう。

自宅でできる有効な対策は定期的なブラッシング

猫が毛玉を吐く行為は、基本的にはそれほど大きな心配はいらないと解説しました。
しかし、飼い主としてはできるだけ、猫が毛玉を吐く回数を減らしてあげたいと考える人が多いでしょう。
そこで知っておきたいのが、自宅でできる有効な対策についてです。
自宅でできる有効な対策には、次のようなものがあります。

定期的なブラッシング

有効な対策として挙げられるのが、「定期的なブラッシングを行うこと」です。
このように聞くと、なぜそれが有効な対策になるのか、と疑問に感じる人もいるでしょう。
猫の体を定期的にブラッシングすることで、猫が飲み込んでしまう毛の量を少なくすることができるのです。
すでに解説しているように、猫が吐き出す毛玉は、猫が飲み込んでしまった自分の毛ですので、飲み込んでしまう毛の量をできるだけ少なくするということが、非常に有効な対策となります。

とくにしっかりとブラッシングを行っておきたいのが、春と秋の換毛期です。
換毛期は通常よりも抜け毛の量が増えるため、定期的なブラッシングを行っていないと、猫が飲み込んでしまう毛も多くなってしまう可能性があります。
飲み込んでしまう毛の量を少しでも減らすために、しっかりとブラッシングを行っておきましょう。

キャットフードの変更

有効な対策として、定期的なブラッシングを挙げましたが、その他の有効な対策としては、キャットフードの変更があります。
現在は、さまざまなタイプのキャットフードが販売されていますが、その中には、毛玉ケア用のキャットフードもあるのです。
このキャットフードは、簡単にいうと、毛玉の排出をサポートするためのキャットフードとなっています。
もう少し具体的には、食物繊維が多く含まれており、猫が飲み込んでしまった毛を便と一緒に排出するのをサポートするために作られたキャットフードです。

一般的なキャットフードを与えるのではなく、このようなキャットフードを上手に活用することで、毛玉を吐く頻度が減らせると考えることができます。
ペットフードを扱っている店舗やインターネットで探してみるとよいでしょう。

獣医師によるオンライン相談を活用する

その他の対策として挙げられるのが、獣医師によるオンライン相談を活用するという方法です。
インターネット環境があり、スマートフォンやパソコンが使えるという場合には、オンラインで獣医師に気になることを相談するのも有効となります。
サービスによっては、24時間・365日利用できるものもあるので、自宅にいながら相談できるのは大きな魅力と言えるでしょう。
専門家からのアドバイスは非常に有効と言えます。
また、自宅近くに動物病院がないという人にもよいでしょう。

定期的なブラッシングにおすすめのアイテム

自宅でできる有効な対策の1つは、定期的なブラッシングであると解説しました。
しかし、定期的なブラッシングは、面倒くさいと感じてしまう人もいるでしょう。
そんな人におすすめしたいのが、次のアイテムです。

Groomoグルーモ

グルーモ商品画像
こちらのアイテムは、使いたいときにサッと使えて、ペットとのコミュニケーションもとることができるアイテム。
このアイテムを使えば、撫でるようにするだけで、簡単にお手入れが可能です。
また、ペットへの負担を軽減するために、先端部分が丸くなっています。

さらに、ソファや衣類についてしまったペットの毛をとる際やペットウェアについてしまった毛を取り除くのにも非常に便利です。
その他には、立てて置くことができるため、インテリアとして部屋に置いておくこともできます。
猫を飼っていて、定期的なブラッシングを行う際の負担を軽減したいと考えている人は、ぜひこちらのアイテムをご活用ください。
価格も非常にリーズナブルで、部屋に置いておくと便利ですよ。
ブラッシングにかかる時間や負担の軽減にも貢献してくれます。
商品ページ:Groomoグルーモ

まとめ

飼っている猫が毛玉を吐くというのは、よくあることですが、吐くだけでなくその他の症状が見られるという場合には、病気の可能性もあるため注意が必要です。
自宅でできる有効な対策には、定期的なブラッシング・毛玉ケア用のキャットフードに変える・獣医師によるオンライン相談を活用するなどがあります。
また、定期的なブラッシングには、グルーモが便利です。