なぜ「食べにくい」犬用食器が求められるの?OPPO「FoodBallフードボール」が生まれた背景とは

2023.10.18全て犬関連コラム

食いしん坊の犬にとって食事の時間は待ち遠しいものでしょう。それだけなら良いのですが、あまりにもお腹がぺこぺこで、早食いになったりしていませんか?

実は、犬の早食いは健康を害したり、命にかかわったりする危険性もあるのです。

そんな愛犬たちの適切な食事のためにOPPOの「FoodBallフードボール」は存在しています。

今回は、犬が早食いをすることでおこりうるリスク、そして適切な対策法についての理解を深めながら、FoodBallについても知ってもらえたらと思います。

犬の早食いのリスクと早食いを防ぐ工夫

犬が早食いなのは群れで狩りをして暮らしていたときの名残だと言われています。

狩りをして暮らしていると毎日かならず食事ができるとは限りません。獲物が見つからないこともあったはずですし、見つかっても逃げられる場合もあったでしょう。

そのため、運よく獲物を仕留められたときは、群のほかの犬に奪われないうちに食べてしまおう。そういう都合から早食いになったのではないかと言われています。

しかし、犬の早食いには、さまざまなリスクが伴います。健康のためにもやめさせたい行動のひとつでしょう。

ここでは、早食いのリスクと対策について解説します。

犬の早食いのリスク

犬の早食いには、健康上のさまざまなリスクが懸念されています。

・肥満
早食いの犬は満腹感を覚える前に食べてしまうため、ご飯を食べ終わったあとに「もっと食べたい」と訴えてくることがあります。

「お腹が空いたよー」「物足りないよー」と訴える愛犬に負けてフードを追加しようものなら、まず間違いなく癖になります。せがめばもらえると学習するのですから、肥満まっしぐらなんてことにもなりかねません。犬は与えれば与えるだけ食べてしまう傾向がありますので注意が必要なのです。

犬の食事は、肥満防止のためにも1日の給与量を超えないように与えましょう。

・胃拡張
胃拡張は、早食いで大量の食べものを一気に食べたり、フードといっしょに大量の空気を飲み込んだりすることで急激に胃が広げられることでおこります。ドライフードを食べたあとに水をたくさん飲んでフードが膨張することも原因になると言われています。

胃拡張は胃捻転の原因にもなり、最悪は命を落とす可能性もあるため注意が必要でしょう。

・窒息
早食いの犬が、ドライフードを噛まずに丸飲みしていると、大きな塊になったフードがのどにひっかかって息ができなくなってしまう可能性があります。最悪の場合は窒息死のリスクも。

とくに、噛む力が弱い子犬や嚥下能力が衰えた老犬の早食いには気をつけましょう。

・肺炎
早食いの犬は、食べたものが気管に入り混んでしまうことがあります。普通は、異物が入り込むとせき込んで排出しようとするのですが、上手く排出できないと、誤嚥性肺炎を引き起こす原因になります。

犬の早食いを防止する方法

犬の早食いを防止するための方法をいくつか紹介します。

・食事回数を増やす

食事の回数が少なくてお腹が空きすぎるせいで早食いになっている可能性があります。もし、食事回数が1日2回以下なら、1日分のフードを3〜4回に分けて与えるようにしましょう。

空腹の時間が減ることで、落ち着いて食べられるようになる場合があります。

・ドッグフードの変更
今よりも大きい粒のフードに変えることで、しっかりと噛んで食べてくれるようになる犬もいます。ただし、早食いの犬はフードの粒が大きくなっても気にせずに丸飲みしてしまう場合もあります。のどに詰まらせないように注意が必要です。

大きいサイズのフードを丸飲みしてしまう犬には、最初は手から与えるなどして、しっかりと噛んで食べることに慣れさせましょう。

・食器の変更
早食いの犬には、FoodBallなどの早食い防止の食器を検討しましょう。早食い防止の食器は犬が食べにくい形状で、ゆっくりと時間をかけて食べられるように工夫がなされています。

食器の変更は飼い主の負担が少ない

食事の回数を増やすのもよいのですが、仕事で日中留守にするなど難しい場合もあるでしょう。また、フードの好き嫌いが激しい犬はドッグフードを変更するのも大変ですよね。

そんなときでも飼い主さんの負担なく気軽に取り組める早食い対策が食器の変更です。しかも、食器を早食い防止用のものに変更するだけですから、すぐにでも取り入れることができます。

もし、愛犬の早食いに悩んでいるのなら、まずは食器の変更を検討してみましょう。

おしゃれで食べにくい犬用食器「FoodBallフードボール」

早食いをする犬にはさまざまなリスクがあります。そのリスクを少しでも軽減するために考え出されたのが食べにくさを追求した犬用の食器「FoodBall」です。

FoodBallは、起きあがりこぼしの原理でゆらゆらと揺れることで、犬の早食いを防止しています。

また、食器の底はデコボコした形状になっており、フードを探しながら楽しく食事ができるように工夫されています。

※製品ページ:FoodBall

「FoodBallフードボール」の3つのこだわりポイント

OPPOイチオシの食器FoodBallには、犬と飼い主さん両方の使い勝手に配慮した商品だからこそのこだわりポイントがあります。今回はその中からとくに注目したいポイントを3つ紹介します。

愛犬の早食いにお悩みの飼い主さんは、ぜひチェックしてみてください。

動きやすく凹凸のあるデザインで適度な食事スピードを促す

丸っこくかわいらしい形状のFoodBallですが、実はこの形にはさまざまな工夫が凝らされているのです。

ゆらゆらと前後左右にゆれるため、犬にとっては食べづらく、適度なスピードで食事ができるように工夫されています。また、起きあがりこぼしの原理で絶対に倒れることがないため、中のフードが飛び出すこともありません。

さらに、底のデコボコとした突起は、フードを探しながら楽しく食事ができるようにと考えられました。ゆっくりと時間をかけても飽きずに最後まで食べられそうです。

より衛生的に食べられる形状と大きさ

FoodBallは、食べにくさだけでなく、衛生面にもこだわっています。

ボール型にして、入り口の内径をミニは8cm、レギュラーは15.5cmと狭くすることで、顔を入れたときに愛犬の耳や被毛が中に入りにくい形状にしています。そのため、被毛を汚すことなく食べることができるのです。耳の長い犬種もスヌードいらずですね。

なお、パグやフレンチブルドッグなどのマズルの短い犬種向けには、入り口が広くて浅いタイプの「FoodBall open(フードボール・オープン)」をご用意しております。ぜひ、ご検討ください。

分解も簡単で掃除が容易

FoodBallは、すべてのパーツを分解して丸洗いすることが可能です。分解する際は、本体を回転させるだけ。どなたでも簡単に分解・組み立てできます。また、パーツも少ないため洗うのも楽ちんです。

洗う際は、やわらかいスポンジに食器用洗剤をつけて優しく洗うようにしてください。清潔に保つためにも、食事のあとは毎回洗って、しっかりと乾かすようにしましょう。

※製品ページ:FoodBall

食器の変更は犬の早食い対策に効果あり!

犬の早食いには様々なリスクが伴います。愛犬の健康を守るためには、適切な対処法を知り、しっかりと対策を講じる必要があります。

早食い対策はたくさんありますが、その中から愛犬と飼い主さんにとってストレスが少なく、やりやすい方法でおこなうことが重要です。

そのひとつとして、早食い対策用の食器を取り入れることを検討してみてはいかがでしょうか?