猫を避難させるにはケージなどが必要!やるべき対策とは?

2024.06.14全て商品の選び方犬関連コラム猫関連コラム

猫を飼っている人が、覚えておかなければいけないのが、避難方法や避難に必要な用品についてです。
災害が発生した場合には、飼い主と猫の命を守るためにも、スムーズな避難が求められます。
今回のコラムでは、「災害時の猫の避難方法」や「事前に行っておくべき対策」について見ていきましょう。

原則は同行避難

日本では、多くの自然災害が発生しています。
そのため、日頃からの準備が重要となるのです。
とくに、猫を飼っている人は、自分の命を守ることはもちろんですが、猫の命を守る必要があります。

皆さんは、災害が発生した場合、ペットをどのように避難させるか知っていますか?
環境省の「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」によれば、原則は「同行避難」となっています。
これは、過去の災害において、飼い主とペットが離れ離れになってしまうことが多かったためです。
また、離れ離れになってしまった動物の保護や時間、労力がかかり、ペットが負傷するもしくは死亡してしまうケースもあるため。
さらに、不妊去勢処置がされていない場合には、繁殖してしまい、安全面や衛生上の問題が発生する可能性があるためです。

アイペット損保が行った調査、「ペットとの同行避難に関するアンケート調査2023」によると、次のような結果が出ています。

【Q1.環境省発行のガイドラインにおいて、ペットは飼い主との「同行避難」が原則であると伝えられていることを知っていますか?】

(全体)
・知っている 23.5%
・知らない 76.5%

(犬飼育者)
・知っている27.9%
・知らない 72.1%

(猫飼育者)
・知っている 18.0%
・知らない 82.0%

(出典:アイペット損保  「ペットとの同行避難に関するアンケート調査2023」)

この結果を見てみると、猫飼育者の8割以上は同行避難が原則であることを知らないということがわかります。
同行避難の原則を認識していないという場合には、万が一災害が発生して、避難が必要になっても正しい行動ができない可能性があるということになるのです。
また、ペットが置き去りにされてしまうなどのリスクもあります。

猫を避難させる場合にはキャリーバッグやケージを使う

避難をする際には、同行避難が原則と解説しました。
そこで、次に理解しておきたいのが、どのように避難をさせるのかということです。
避難をさせると聞くと、猫を抱えて避難するというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、猫を避難させる場合には、キャリーバッグやケージを使います。

また、キャリーバッグやケージを使う際には、扉がしっかりと閉まっているかを確認することが大切です。
もしも、扉がしっかりと閉まっていないという場合には、猫が逃げ出してしまう可能性が高いため。

避難が必要な場合に、猫が逃げ出してしまったら、見つけるのも困難となりますし、避難が遅れてしまう可能性が高まります。
命の危険もありますので、スムーズな避難を行うためにも、扉が閉まっているかどうかを確認しておきましょう。

キャリーバッグやケージに慣らしておくことが必要

猫を避難させる際には、キャリーバッグやケージを使うと解説しました。
ここで注意しておきたいのが、キャリーバッグやケージを使って避難させるためには、日頃から慣らしておく必要があるということです。
もしも、日頃から慣らしていなかった場合、キャリーバッグやケージの中を猫が嫌がる可能性が高いため。
入ることを嫌がると、避難が遅れる可能性が高く、飼い主と猫の両方の命が危険に晒される可能性があります。
スムーズに猫を避難させるためには、普段からキャリーバッグやケージに慣らしておくことが大切です。

また、キャリーバッグやケージに慣らしておく以外にも、やるべき対策があります。
その対策とは、次のような対策です。

・排泄を決められた場所でできるようにしておく
・人や他の動物を怖がらないようにしておく
・ワクチン接種を行っておく
・不妊・去勢手術を行う
・寄生虫の予防や駆除を行う

上記のような対策が必要となるのが、他の人へ迷惑をかけることを防ぐため、ペットのストレスを軽減するためです。
避難所などでは、他にも避難してくる人がいますし、他の動物を連れて避難してくれることも予想されます。
その際に、威嚇するなどの行為を行うと、他の人に迷惑をかけることになってしまうでしょう。
また、知らない人や動物がいることによって、猫にも大きなストレスがかかります。
このような負担を少しでも軽減するために、事前の対策が必要となるのです。

迷子になってしまった場合の対策も行っておく

原則は、同行避難と解説しましたが、やむを得ない理由により、自宅にペットを残して避難しなければならないケースもあります。
例えば、多頭飼いしているケースなどです。
また、避難をしている際に、はぐれてしまうというケースも十分想定されます。
迷子になってしまうと、最悪の場合には、二度と会うことができなくなってしまう可能性もあるでしょう。
そのようなリスクをできるだけ小さくするためには、しっかりとした対策が必要です。
具体的な対策として挙げられるのは、次のようなものになります。

・マイクロチップの装着
・首輪に迷子札を装着

まず、有効な対策として挙げられるのがマイクロチップの装着です。
マイクロチップを装着していれば、そこから飼い主の情報を確認することができるため、迷子になった際でも飼い主のもとに戻る可能性が高まります。

それから、もう一つの有効な対策は、猫の首輪に迷子札を装着するというものです。
迷子札には、電話番号などの連絡先を入れておきます。
連絡先を入れておくことで、見つけた人から連絡してもらえる可能性が高まるのです。

おすすめの商品について


普段からハウスとして利用でき、通院や避難する際にも活用できるのが、「 Pet Carrier muna BC(ペットキャリアミュナBC)」です。

普段から使うことができるので、慣らしておけば、通院や避難する際にも猫が安心してくれるというのが大きなメリットと言えるでしょう。

また、ゆったりとしたスペースになっているため、猫が快適に過ごすことができます。
さらに、ドライブに出掛ける際や通院の際には、車のシートベルトと付属のベルトを使うことで、固定することが可能です。
固定ができるので、より安心して猫を車に乗せることができます。

その他では、シーンにあわせてさまざまな使い方ができるのも大きな魅力と言えるでしょう。
室内でハウスとして使えるだけでなく、車内でも使えますし、キャリーカートなどにセットして使うことも可能です。

また、「背負う」「抱える」「手提げ」「ショルダー」といった使い方もできます。
その他にも、撥水加工の表面や引っ掻かれても破れにくいメッシュ素材を採用するなど、シンプルなのに多機能なのも大きな魅力です。

猫を避難させる際に必要なキャリーバッグやケージをお探しなら、ぜひ、「Pet Carrier muna BC(ペットキャリアミュナBC)」をご活用ください。

商品ページ:Pet Carrier muna BC(ペットキャリアミュナBC)

まとめ

猫を避難させるには、キャリーバッグやケージが必要となります。
ただし、キャリーバッグやケージを準備しておくだけでは不十分です。
普段からハウスとして使用するなど、避難する際に嫌がらないようにするために、慣らしておくことが重要となります。
さらに、万が一迷子になってしまった場合を想定して、マイクロチップの装着や首輪に迷子札を付けるなどの対策も行っておくとよいでしょう。