猫の肥満を予防するための方法とは?肥満のリスクについて

2023.06.20全て猫関連コラム

猫を飼うときに、注意しなければいけないのが「肥満」です。
かわいらしいため、ついついおやつをあげすぎてしまう人も多いでしょうが、猫にとって肥満は大きな問題となります。

今回のコラムでは、「猫の肥満を予防するための方法」「肥満によって高まるリスク」について見ていきましょう。

肥満は健康面でのリスクが高まると言われている

かわいらしい猫は、ついつい甘やかしてしまうものです。
ご飯だけでなく、おやつを多めに与えてしまうという飼い主さんも多いでしょう。
「ちょっとくらい、ぽっちゃりしていてもいいかも!」「肥満でもかわいいからこのままでいい!」そんなふうに、感じてしまうかもしれません。

しかし、覚えておかなければいけないのは、「猫にとって、肥満は大きな問題であるということ」です。
何が問題になるのか、についてですが、簡単に言えば病気などの健康面でのリスクが高まります。
もう少し具体的には、次のようなリスクが高まると言われているのです。

・関節炎
・椎間板ヘルニア
・前十字靭帯断裂
・糖尿病
・心臓病

体重が増加することによって、その体重を支えるために、さまざまな部分に大きな負担がかかります。
その結果として、病気やケガなどにつながりやすくなってしまうのです。
愛猫が、病気やケガで苦しむ姿は、できるだけ見たくないものですから、肥満にならないように十分注意することが大切。

肥満によって、病気やケガのリスクが高まると、適正体重の猫よりも寿命が縮まってしまう可能性が高まります。
猫の肥満について、真剣な問題として向き合っていない飼い主さんもいるようですが、猫の寿命を左右するかもしれない非常に大きな問題なのです。

食事の管理や運動させることで肥満を予防する

最初に、猫の肥満は病気やケガなどにつながる、非常に大きな問題であると解説しました。
では、肥満を予防するためには、どのようなことを行えばよいのでしょうか?
次のような予防策があります。

・食事の管理を行う
・定期的に体重測定を行う(成猫であれば、月に1回以上)
・運動をさせる

予防するために、重要となるのが食事の管理です。
カロリーをとり過ぎていると、肥満につながりますので、適切なカロリーの食事にすることが重要。
ただし、食事の管理と言っても、いきなり食事を半分にするなど極端なやり方は逆効果となります。
極端に減らすと、カロリーを減らすことはできますが、1日に必要な栄養素が不足してしまう恐れがあるからです。

必要な栄養素は減らさずに、カロリーだけを抑えたいという場合には、「ダイエットキャットフード」を活用するとよいでしょう。
低カロリーでも、栄養のバランスに優れたものを選ぶと効果的です。
ダイエットキャットフードを活用すれば、極端に食事の量を減らさなくても済みます。

それから、定期的に猫の体重を測ることも重要です。
見た目だけでは、体重の変化に気づかない場合もあります。
そのため、定期的に体重を測るようにすることで、適正な体重であるかを確認することができるのです。
定期的に測ると、肥満の早期発見はもちろんですが、猫の病気や異常などにも気づきやすくなります。
体重が大きく変化している場合などは、猫の体に異変が起こっている可能性がありますので、獣医師などに診察してもらうとよいでしょう。

もう1つ予防策として、忘れてはいけないのが「運動をさせること」です。
人間でも同様のことが言えますが、基本的には摂取カロリーよりも消費カロリーが少ないために肥満につながると考えられます。
ですから、消費カロリーを増やすために運動をさせるのも予防策の1つです。
例えば、キャットタワーやキャットウォークなどがよく使われています。
猫の運動不足を解消することや、ストレスを軽減させるのに役立つアイテムです。
自宅で飼っている猫が、肥満気味、運動不足と感じているのなら、導入してみるとよいでしょう。

運動不足の解消やストレス発散におすすめのアイテム

猫の運動不足の解消や、ストレス発散に役立つアイテムが、「FabCat tunnel(ファブキャットトンネル)」や「Cat Forest-2(キャットフォレストツー)」です。


ファブキャットトンネルは、ホックでとめて、トンネルを作り猫が遊べるようにした猫の遊具。
無数の孔は、猫の好奇心を高めることができます。
飼い主さんが猫じゃらしなどを使って、孔から覗き一緒に遊んであげることもできます。
好奇心旺盛な猫なら、トンネルで楽しく遊んでくれることでしょう。


キャットフォレストツーは、最高級ツリー型遊具です。
向きや高さを自由に設定することができますので、設置場所や猫の成長に合わせて調整が可能。
猫好きなら、下からツリーの上に立つ猫を眺めるのもたまりませんよ
愛猫の運動不足の解消や、ストレス解消としてご活用ください。

まとめ

猫の肥満は、病気やケガにつながるリスクが高まるため、非常に大きな問題です。
肥満を防止するには、食事の管理・定期的に体重測定を行うこと・運動させることなどが重要となります。
弊社では、運動不足の解消やストレス解消に役立つアイテムをご用意しておりますので、ぜひご活用ください。