
犬を飼う際に覚えておきたいのが、「グルーミング」と「トリミング」の違いについてです。
言葉だけを聞くと、とても似ているように感じますが、さまざまな違いがあります。
今回のコラムでは、「グルーミングとは?」「トリミングとの違い」について見ていきましょう。
犬のグルーミングはお手入れ全般のこと
犬などのペットを飼う際に非常に重要となるのが、「グルーミング」や「トリミング」です。
どちらもよく耳にする言葉ですが、混同してしまっている人も多いでしょう。
犬のグルーミングとは、簡単に言えばお手入れ全般のことを言います。
具体的には、次のようなお手入れのことです。
・耳掃除
・爪切り
・シャンプー
・ブラッシング
このように犬のグルーミングとは、体全体のお手入れのことになります。
「グルーミング」と「トリミング」は目的が違う!
最初に、犬のグルーミングについて解説しました。
では、多くの人が混同してしまう「トリミング」との違いとはどのようなものなのでしょうか?
大きな違いとして挙げられるのが、目的の違いです。
それぞれの違いについて詳しく見ていきます。
【グルーミング】
グルーミングとは、すでに解説しているように、体全体のお手入れを行うことです。
グルーミングを行う目的には、清潔な状態を保つことや健康状態の確認を行うことなどがあります。
定期的にグルーミングを行うことで、犬の健康維持に役立つものです。
清潔な状態を保てないでいると、感染症等の病気のリスクが高まる可能性があります。
犬の健康面や衛生面から、非常に重要なものと言えるでしょう。
また、犬の体をチェックすることで、皮膚の炎症やその他の怪我・病気などの早期発見が可能となる場合もあります。
【トリミング】
トリミングとは、体の毛をカットすることです。
トリミングの大きな目的は、見た目をよくすることで、トリミングが不要な犬種もいます。
簡単に言えば、余分な毛をカットするというのがトリミングです。
人間でも髪の毛が伸びて、ボサボサになってしまった、髪の毛が目にかかって邪魔になるなどの場合に髪を切ると思いますが、そのような感覚に近いと言えるでしょう。
グルーミングとトリミングの大きな違いは、目的の違いで、グルーミングは衛生管理や健康管理が大きな目的です。
一方のトリミングは、見た目をよくすることを目的としています。
グルーミングには犬とのコミュニケーションを深める目的もある
グルーミングとトリミングの違いについて解説しました。
また、グルーミングの主な目的は、衛生管理や健康管理であると解説しましたが、それ以外にも目的があります。
その目的とは、犬とのコミュニケーションを深めるという目的です。
犬の体を綺麗にすることができるのはもちろんですが、犬の体に触れることで、犬とのコミュニケーションを深められる場合があります。
犬とのコミュニケーションを深めることで、より信頼関係を築くことができますし、犬にも安心感を与えることができるでしょう。
仕事が忙しい、プライベートが忙しいなどの理由で、犬とのコミュニケーションが不足していると、犬にとって大きなストレスになる場合や病気につながる可能性があります。
犬は人間と違い、言葉を話すことができませんので、日頃から犬の様子をしっかりとチェックしておくことが大切です。
コミュニケーション不足にならないように、グルーミングを通してコミュニケーションを深めるのもよいでしょう。
グルーミングを行わないとリスクが多い
犬を飼う上で、グルーミングが非常に重要であることがわかったと思いますが、グルーミングを行うのが面倒だと感じてしまっている人も多いようです。
では、グルーミングを定期的に行っていなかった場合、どのようなリスクがあるのでしょうか?
具体的なリスクとして、次のようなものが挙げられます。
皮膚病や感染症のリスクが高まる
まず、大きなリスクとして挙げられるのが、皮膚病や感染症のリスクが高まる可能性が高いということです。
定期的にシャンプーなどを行うことで、衛生的な状態を保つことができますが、定期的に行っていなかった場合には、不衛生な状態となり、細菌・ノミ・ダニなどによって、皮膚病や感染症などを引き起こす可能性があります。
このようなリスクを抑えるためにも、定期的なグルーミングが必要です。
抜け毛が増えて掃除が大変になるリスク
リスクは衛生面だけではありません。
もう1つ大きなリスクとして挙げられるのが、抜け毛が増えてしまうというリスクです。
定期的なブラッシングを行うことで、抜け毛を減らすことができ、その分、掃除の負担を軽減することができます。
しかし、ブラッシングを定期的に行わなかった場合には、反対に抜け毛が増えてしまうことになるでしょう。
抜け毛が増えるということは、部屋の中にそれだけ犬の毛が落ちることになるので、掃除の負担が大きくなってしまう可能性があるのです。
また、抜け毛の量が増えることで、部屋のさまざまな場所に拡散してしまうので、さらに掃除にかかる時間が増えて、掃除の手間が増えるでしょう。
抜け毛に関する掃除の負担を軽減するためにも、定期的なブラッシングは行うことをおすすめします。
毛並みや見た目が悪くなってしまうリスク
その他のリスクとして挙げられるのが、犬の毛並みや見た目が悪くなってしまうリスクです。
定期的にブラッシングを行っている犬は、毛並みがよく、見た目もツヤがあって綺麗に見えます。
しかし、定期的にブラッシングを行っていないという場合には、毛並みが悪くなってしまいますし、ツヤが失われて、見た目が悪くなってしまう場合があるのです。
それから、ブラッシングには犬の血行を促進する効果を期待することができます。
ですから、ブラッシングを行っていないという場合には血行不良につながり、健康面で悪影響を及ぼす可能性があるのです。
犬の健康面を考えると、やはり定期的にブラッシングを含めたグルーミングを行うことが大切と言えるでしょう。
グルーミングにおすすめのアイテム
犬の健康を維持するためには、グルーミングは欠かせないと解説しました。
犬のグルーミングを行う際におすすめのアイテムがあります。
Groomo

こちらのアイテムは、使いたいときにすぐに使えて、ペットとコミュニケーションをとることができる、便利な粘着ローラーです。
犬を飼っている場合、抜け毛に困っていませんか?
このアイテムは、ペットを撫でるようにグルーミングすることができます。
先端部分は、丸くなっているので、ペットの肌にも負担が少なく、簡単に使用することが可能です。
グルーモを使えば、抜け毛のお手入れが楽に行えて、ペットともしっかりとコミュニケーションをとることができます。
さらに、収納についてですが、こちらは立てて置けるので、インテリアとして置いておくことも可能です。
また、ローラーの部分は、衣類・ソファ・凸凹面にも使用可能なので、使い勝手がよいのも大きな魅力。
家に置いてあると掃除の負担を軽減することができます。
その他にも、ペットウェアについた毛も取れるため、とてもおすすめです。
ぜひ、自宅に置いておきましょう。
商品ページ:Groomoグルーモ
まとめ
グルーミングとトリミングは、混同されてしまうことが多いですが、目的などの違いがあります。
グルーミングは衛生面や健康面で非常に重要ですし、ペットとのコミュニケーションをとることもできるので、定期的に行うようにしましょう。
グルーミングを行う際は、便利なアイテムを使うのがおすすめです。




