新幹線にペットを乗せることはできるのか?その方法とは?

2024.05.08全て商品の選び方

ペットを飼っている人が気になることといえば、「新幹線にペットを乗せることはできるのか?」です。
「ペットと一緒に旅行に出掛けたい!」「ペットを連れて引越しをする!」というケースでは、新幹線に乗せることができるのかが、とても気になります。
今回のコラムでは、「新幹線にペットを乗せることはできるのか?」「どのような方法で乗せることができるのか?」について解説します。

有料での持ち込みが可能

ペットを飼っている人の場合、旅行や引越しの際に、新幹線や電車にペットを乗せることができるのかが、とても気になることでしょう。
結論から言えば、有料での持ち込みが可能となっています。

新幹線や電車では、ペットについて「手回り品」という扱いとなっているのです。
ペットを乗せるには、「手回り品きっぷ」が必要となります。
この手回り品きっぷについては、1個につき290円です。
ペットを乗せるという場合には、必ずこの手回り品きっぷを購入しましょう。

きっぷを購入することで、ペットを新幹線や電車に乗せることができるのですが、きっぷを購入しただけではだめで、乗車する駅の改札口で、駅員に見せる必要があります。

ペットを乗せる際のルールが決められている

最初に、新幹線や電車にペットを有料で乗せることができると解説しました。
このように聞くと、「自分の隣の座席に座らせよう!」「ペットと一緒に自由に過ごせる!」と思ってしまうかもしれません。

しかし、新幹線や電車は多くの人が利用するものですし、ペットが苦手な人もいます。
そのため、自由にペットを乗せられるわけではなく、しっかりとしたルールが設けられているのです。
具体的なルールとしては、次のようなルールとなっています。
・小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)で、タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用のケースにいれたもの
・ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの
(出典: JR東日本 きっぷあれこれ)
まず、必ず押さえておきたいルールとしては、動物専用のケースに入れるということです。
それから、重さについても注意が必要となります。
重さにもついては、ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内と決められていますので、ペットを乗せる前に重さをチェックしておくとよいでしょう。

その他では、次のような点にも注意が必要です。
・ペットの全身が入るケースに入れること
・ペットが顔を出さないようにすること
上記の点にもついても、しっかりとルールが決められていますので、チェックしておく必要があります。

また、次のような状態で乗せることはできませんので、こちらもチェックしておきましょう。
・ペットカート(カートを含めた寸法が制限を超える場合)
・ドッグスリング
・リードのまま
・飼い主が抱いて乗る

(参考: JR東日本 手回り品のご案内)
上記のような方法では、新幹線や電車にペットを乗せることはできませんので、ペットを乗せるのなら、専用のケースを準備しておく必要があります。

その他では、持ち込みや保管についても知っておくとよいでしょう。
持ち込みや保管については、すべて自分で行うこととなります。
係員などが配置されているわけではありませんので、自分で行わなければなりません。

さらに、時間帯によっては混雑することもあるので、他の乗客とのトラブルを防止するためにもしっかりと管理を行う必要があります。

ルールを見てみるとわかると思いますが、基本的には小型犬のみ乗せることができます。
中型犬や大型犬の場合、ルールで決められているサイズのケースには、入れることができないためです。

動物専用ケースを購入する際はルールにあったものを選ぶ

新幹線にペットを乗せるには、手回り品きっぷの購入はもちろん、動物専用ケースが必要であると解説しました。
では、どのような動物専用ケースを購入すればよいのでしょうか?
マイカーに乗せる場合であれば、ある程度自由に選んでも問題はないでしょう。
しかし、新幹線や電車に乗せる場合には、ルールにあったものを選ばなければなりません。

すでに、ルールについては解説しましたが、もう1度ルールを確認しておくと、次のようなルールが決められています。
・タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用ケースに入れる
・ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの

そのため、購入する際には上記の点をしっかりとチェックしておきましょう。
店舗で購入する人もいますが、現在ではインターネット通販で購入する人も増えています。
インターネット通販を利用する場合には、実際の商品を見ることができないので、記載されている情報を確認しておくのがポイントです。
とくに、サイズについては注意が必要となります。

また、サイズともう1つ重要となるのが、動物専用ケースの重さです。
ルールにも書かれていますが、ケースと動物の重さをあわせて、10キロ以内となっています。
ペットの体重が10キロ以内ではないので、間違いのないように確認が必要です。
ですから、重たいケースを選んでしまうと、ペットに許容される重さが狭まってしまうのです。
最初にペットの重さを測っておくと、ケースを探す際に探しやすくなります。
ケースによって、重さは異なるので、忘れないようにチェックしておきましょう。

通常であれば、商品の紹介ページなどにサイズや重さなどが書かれていますが、もしも書かれていない場合には、メールや電話等で確認しておくと失敗を防ぐことができます。

おすすめの商品について

新幹線にペットを乗せるためには、ルールに基づいた専用ケースが必要です。
ですが、どれを選んだらよいのかわからないという人も多いでしょう。
そこで、おすすめしたいのがこちらの商品です。

ペットキャリアミュナFL


こちらの商品は、猫や小型犬に使用することができる、専用のキャリーバッグとなっています。
気になるサイズについてですが、幅(約)43cm×奥行き(約)30cm×高さ(約)33cm(ベルト含まず)ですので、「タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用ケース」という条件もクリア。

※鉄道会社によって規則が異なる場合がございますので、必ずご自身で、鉄道会社のホームページ等に記載されている規則をご確認いただき、ご利用ください。

それから、重さについてですが、約1.6キロとなっています。

また、商品の特徴としては、前面のメッシュ窓の部分が上から開閉するので、キャリーバッグを嫌がるペットの出し入れがしやすくなっているのです。
さらに、バッグの底面には底鋲を装備しているので、安定した状態で置くことができます。
※商品ページ:ペットキャリアミュナFL

ペットキャリアミュナBC


こちらの商品もミュナFL同様、猫や小型犬に使用することができます。
サイズについても、幅(約)42cm×奥行き(約)32cm×高さ(約)36cm(ベルト含まず)ですので、「タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用ケース」という条件もクリアしています。

ミュナFLより底面が広いため、ゆったりと過ごすことができるのが特徴です。
また、ポケットも3つついているため収納力が高いのも魅力です。
※商品ページ:ペットキャリアミュナBC

どちらの商品も、新幹線や電車以外で移動する場合、例えばマイカーで移動するなどの際は、シートベルトを通すためのパーツも装備しているので、固定が可能で、より安全にペットを乗せることができます。。
移動の際には、ペットが怪我をしてしまう恐れがありますので、安全性が高いというのは、とても重要となります。

まとめ

新幹線にペットを乗せることはできますが、そのためには、別途「手回り品きっぷ」の購入が必要です。
また、決められたサイズの動物専用ケースに入れるなどのルールが決められています。
ペットを新幹線や電車に乗せたいという場合には、事前に鉄道会社のホームページ等で、しっかりとルールを確認しておきましょう。