室内犬なら散歩いらない?散歩をしないリスクとは?

2024.05.07全て犬関連コラム

室内で飼育されている犬のことを室内犬と言いますが、室内犬について誤って理解している人も多いようです。
それは、「室内犬は散歩いらない」というもの。
1度は耳にしたことがあるでしょうが、一般的には室内犬でも散歩は必要となります。
今回のコラムでは、散歩が必要な理由や散歩をしない場合のリスクについて見ていきましょう。

室内犬でも散歩は必要

室内犬の場合には、「散歩いらない」と誤って理解している飼い主さんも多いようです。
しかし、結論から言えば、室内犬でも散歩は必要ということです。
散歩が必要な理由としては、次のような理由があります。

・室内だけでは十分な運動を行うことができないため
・散歩を行うことでストレス解消になるため
・筋力低下のおそれがあるため

散歩が必要な最も大きな理由としては、運動不足になってしまう恐れがあるためです。
室内だけでは十分な運動量を確保することは難しくなります。
そのため、散歩に出かけて屋外で十分な運動量を確保することが重要となるのです。

また、犬のストレスを解消させるためにも散歩は必要となります。
人間も外に出掛けて、気分転換を行う場合がありますが、犬にとっても同じで散歩は良い気分転換になると言われているのです。
屋外には犬の好奇心を満たすようなものが多くあり、気分転換を行うことができると考えられています。

それから、室内だけで飼育をしていると、運動不足になるだけでなく、筋力が低下してしまう恐れもあるのです。
このような理由からも、適度な散歩は必要と言えるでしょう。

散歩をしない場合には肥満や病気などのリスクが高まる

室内犬でも散歩が必要な理由について解説しました。
必要な理由を聞いても、散歩に行くのが面倒と考えてしまう人もいると思います。
そこで、散歩をしない場合のリスクについても考えてみましょう。
室内犬の散歩を怠っていた場合には、具体的に次のようなリスクが高まると考えられます。

・肥満
・病気
・イタズラ

最も懸念されるのが肥満のリスクです。
室内だけで飼育をしていて、散歩にほとんどいかないという場合には、肥満のリスクが高まります。
肥満と聞くとそれほど大きな問題だと認識していない飼い主さんもいるようですが、非常に大きな問題です。
肥満に関する対策を行っていない場合には、様々な病気のリスクが高まります。
呼吸器や循環器などの問題や尿路結石になりやすくなるとも言われているのです。
さらに、糖尿病などのリスクも高まるとされています。

このように、犬の肥満は様々な病気のリスクを高めることになりますし、犬の寿命を縮めてしまう恐れもあるため、肥満にならないように十分な対策が必要です。

肥満のリスクや病気のリスクについて解説しましたが、それ以外にもリスクがあります。
そのリスクとは、イタズラを行うリスクです。
犬がイタズラをする原因は複数ありますが、その中でも多いと言われているのがストレス。
人間でもストレスがたまると、自分の感情を上手くコントロールできなくなってしまう場合がありますが、犬も同じようにストレスによってイタズラをしてしまう場合があります。

適度に散歩を行っていれば、ストレスが発散されてストレスがたまることは少なくなり、イタズラのリスクも抑えられますが、散歩が不十分だとストレスによってイタズラをしてしまうことがあります。

犬によってもイタズラの種類は異なりますが、壁をボロボロにしてしまうケースや家具をボロボロにしてしまうケースなどもあるようです。
壁や家具などがボロボロになってしまうと、修理や新しく買い替えるのに多くの費用がかかってしまいます。
このようなリスクをできるだけ小さくするためにも、室内犬でも適度に散歩をさせるのがおすすめです。

散歩の時間は犬の大きさや年齢などを考慮して選ぶ

室内犬でも散歩が必要であると解説しました。
そこで気になるのが、「散歩にどのくらいの時間をかければよいのか?」ということです。
散歩の時間については、犬の大きさや年齢などによっても異なると考えられます。
基本的には、次のような目安を参考に散歩させるとよいでしょう。

・小型犬の場合
1回の散歩時間は、20分~30分程度
・中型犬の場合
1回の散歩時間は、30分~40分程度
・大型犬の場合
1回の散歩時間は、30分~60分程度

散歩を行う際には、時間だけでなく、犬の様子なども注意深く観察することが大切です。
散歩は、長い時間行えばよいというものではありません。
時間が長すぎると、犬にとって大きな負担となり、怪我などにつながってしまう恐れもあります。
犬が疲れているようなら無理をさせない、犬が高齢の場合には散歩の時間や距離を短くするなども検討することが大切です。

散歩にはハーネスや首輪などが必須

散歩の時間について解説しましたが、散歩をする際にもう1つ覚えておきたいのが、必須アイテムの存在です。
愛犬と散歩する際には、どのようなアイテムを準備しておけばよいのでしょうか?

有限会社サンユーインダストリーが行った、「愛犬のおうち時間と外出時間」に関する調査によると、次のような結果が出たそうです。

『愛犬とお散歩する際、何を使用していますか?(複数回答可) 』
・ハーネス62.5%
・首輪55.3%
・ケージ5.4%
・ペットカー、バギー5.2%
・スリーパー(抱っこ紐)4.4%
・特に何も使用しない2.2%
・その他1.6%
(出典:有限会社サンユーインダストリー「愛犬のおうち時間と外出時間」に関する調査)
この調査結果を見てみると、多くの飼い主さんが、散歩の際にハーネスや首輪を使用していることがわかります。
そのため、散歩を行う際にはハーネスや首輪が必要と言えるでしょう。
それぞれの愛犬にあった、ハーネスや首輪を準備しておくのがおすすめです。

おすすめのアイテムについて

散歩では、ハーネスや首輪が必要と解説しました。
ただし、ハーネスや首輪などは数が多くどれを選べばよいのかわからないという場合もあります。
そこで、散歩におすすめのアイテムを紹介します。

Double Premium Harness ハーネス


犬に優しい素材で作られており、軽量で引っ張りを抑制することができるのがポイントです。
背中の部分にもリードをセットできるので、すっぽ抜けてしまうリスクを軽減することができます。
また、夜間でも光を反射するリフレクターステッチも付いているので、夜間の散歩にも重宝するアイテムです。
※商品ページ:Double Premium Harness ハーネス

Double Premium Lead リード


犬はもちろんですが、人にも優しい作りになっているのが、こちらのリード。
どちらにも大きな負担がかかりにくいので、毎日の散歩におすすめです。
サイズは、XS・S・Mの3サイズをご用意しておりますので、愛犬の大きさにあわせてご活用ください。
※商品ページ:Double Premium Lead リード

Double Premium Collar カラー


こちらも犬に優しい作りになっている首輪です。
縫製部分の硬いところが、犬に直接当たらないように配慮されているのがポイント。
さらに、軽量でありながら強度もあり、水に強い素材であるのも特長です。
水遊びが好きな愛犬や雨の日の散歩にも活躍してくれる首輪となっています。
※商品ページ:Double Premium Collar カラー

まとめ

「室内犬なら散歩いらない」と誤って認識している飼い主さんもいるようですが、室内犬でも散歩は必要です。
散歩をさせないと、肥満や病気、イタズラなどのリスクが高まってしまうため。
愛犬の大きさや年齢などに応じて、適度な散歩を行うことが大切です。
散歩の際には、ハーネスやリード、首輪などを活用するのがおすすめ。