はじめての犬をお迎えするには事前の準備が必要です。そのうちのひとつが、犬の生活用品を揃えることです。
とはいえ、はじめてのときは、なにを用意すればいいのか迷いますよね。
そこで、今回はあらかじめ用意しておくべき最低限のアイテムを紹介します。また、選び方のポイントも説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
犬をお迎えする際に必要なもの一覧
ペットショップに行くとおしゃれなペット用品がたくさん並んでいます。ついつい、あれもこれもと買いたくなりますが、犬をお迎えしてすぐに必要な物は限られています。
最初に用意しておきたいものは以下の5つです。
・給水器・食器
・ブラッシング用品
・ケージ・サークル
・首輪・ハーネス
・キャリーケース
もし、余裕があれば、咬み癖のしつけはもちろん、シャンプーの際にも役立つ「クァック®クローズド」もおすすめです。
給水器・食器
ご飯を食べたり、水を飲んだりするときに必要になるのが食器です。犬の体の大きさやマズル(口の周りから鼻先まで)の長さに合った形状の食器を選んであげましょう。
大型犬は深さのある大きめの食器、小型犬は浅くて小さめの食器がおすすめです。
また、パグなどの短頭種は浅めの食器、ダックスフンドなどの長頭種は深めの食器が食べやすいとされています。
このほかに、洗いやすさ、早食い防止などの機能、安定性にも注目して選びましょう。
FoodBallフードボール
早食いの犬は、食後に食べたばかりのご飯を吐き戻してしまうことがあります。そのような犬におすすめしたいのが「フードボール」です。
フードボールは、起きあがりこぼしのようにゆらゆらと揺れることで、わざと食べ辛くして、早食いを防止しています。
食べ終わるまでに時間がかかることで満腹感が得やすくなり、食べすぎを防ぐ効果もあります。
また、すべてのパーツが簡単に分解でき丸洗いができるため、衛生面でも安心です。
※商品ページ:FoodBallフードボール
FoodBall openフードボール・オープン
基本機能はフードボールと同じですが、短頭種向けに作られたのがフードボール・オープンです。
食器の縁を広く、深さを浅くしたことで、短頭種でも無理なく食べることができる形状になっています。
※商品ページ:FoodBall openフードボール・オープン
TokoBowlトコボウル
トコボウルには、犬用水飲みと犬用食器の2タイプがあります。
重心が低く重さがあるため、食べている最中に動いたりひっくり返したりしにくいのが特徴です。
また、縁に返しがついているので中の水やフードがこぼれにくく、中央に集まる構造になっています。
愛犬の食べこぼしに困っている飼い主さんにおすすめです。
※商品ページ:TokoBowlトコボウル
ブラッシング用品
愛犬の美しい被毛と健康を保つためにもブラシは必須アイテムと言えるでしょう。
ブラッシングをすることで、被毛の汚れやもつれを除去し、マッサージ効果で血行を促進する効果があります。
ブラシは愛犬の毛の長さや質にあわせて選んでください。たとえば、長毛種にはスリッカーブラシ、短毛種にはラバーブラシがおすすめです。
抜け毛が多い時期には、ダブルコートに対応したスクラッチャーブラシも活躍するでしょう。また、グルーモのような粘着ローラー付きのブラシはブラッシング中の抜け毛の飛び散り対策におすすめです。
Groomoグルーモ
グルーモは粘着ローラーにクシがついている機能的なブラシです。丸みのあるクシ先で皮膚を傷つけることなく、優しくなでるようにブラッシングをすることができます。
クシが除去した抜け毛が粘着シートにくっつきますので、毛が飛び散りにくい仕様になっています。抜け毛の多い犬種や換毛期にもおすすめです。
また、粘着ローラーとしても使うこともできますから、クッションなどについた抜け毛のお掃除にもぴったりのアイテムです。
※商品ページ:Groomoグルーモ
ケージ・サークル
ケージやサークルは、犬が安全に過ごすためにも必要です。とくに子犬のうちはあったほうが良いでしょう。
好奇心旺盛な子犬は気になったものを何でも口に入れてしまうことがあり、誤食のリスクがあります。さらに、いたずら好きの犬は留守番中に電源コードを咬んだり、部屋の中を荒らしてしまったりといったことが起こりがちです。
これらはケージやサークルを利用することで防ぐことのできる事故です。
また、犬は誰にも邪魔されない自分だけの空間があると安心して過ごすことができます。「狭くてかわいそう」という声も聞かれますが、犬は広い場所よりも狭い場所のほうを好みます。
このように、ケージやサークルにはさまざまなメリットがあるのです。犬と飼い主さんが安心して暮らすためにもぜひ用意しておきたいアイテムです。
また、日頃からケージやサークルで過ごすことを習慣にしておくと、ペットホテルや入院時、災害時にも役立ちます。
首輪・ハーネス
首輪とハーネスでお悩みの飼い主さんも多いかと思います。それぞれのメリットとデメリットを把握したうえで愛犬にあったものを選びましょう。
首輪のメリットは、犬への指示が伝わりやすいことです。そのため、しつけ中は首輪がおすすめです。
ただし、あまりにも強く引っ張る場合は気管に負担をかけてしまいますので、ハーネスのほうが良いかもしれません。
また、短頭種も気管が弱いためハーネスがおすすめです。
一方、ハーネスは首に負担がかからないのが最大のメリットですが、引っ張り癖を助長してしまうことがあります。愛犬の様子を見て判断しましょう。
購入の際には、愛犬のサイズを確認してぴったりサイズのものを選んでください。大きすぎると首輪やハーネスから抜けてしまう原因になります。
なお、狂犬病予防法で、鑑札や狂犬病予防接種済票を首輪につけることが義務づけられているため、ハーネスを使用する場合も首輪は必要です。
TUNAGOシリーズ
TUNAGOシリーズでは、首輪とハーネスの2タイプから選べます。
どちらも原着ポリエステルという柔らかい素材を使用し、さらに硬い縫製部が犬の体に直接触れることがないよう外側に折り返しています。
ハーネスは体をしっかりとホールドする形状で、抜けにくい安心設計です。
また、光を反射するリフレクターステッチを採用しているので夜のお散歩も安全です。
※商品ページ:Double Premium Harnessハーネス
キャリーケース
キャリーケースには、大きく分けてハードタイプとソフトタイプがあります。
ハードタイプは箱形でプラスチック製のため衝撃に強いのが特徴です。自動車や電車などの公共交通機関の利用時におすすめです。
一方で、ソフトタイプのキャリーケースは斜め掛けやリュック型、キャスターのついたキャリー型などさまざまなタイプがあり、自動車や電車はもちろん、徒歩や自転車での移動にも適しています。シーンを選ばずに使用したい人におすすめです。
また、リュック型などの両手が空くタイプのものは、災害時にも活躍します。普段ハードタイプを愛用している方も持っていて損はないでしょう。
Pet Carrier muna CSペットキャリアミュナCS
ペットキャリーアミュナCSは、キャスター付きで移動もらくらくなキャリーケースです。キャリー、ショルダー、手提げ、リュックの4way仕様ですから、さまざまなシーンで活躍します。
注目ポイントは以下4つです。
・3面メッシュ窓で通気性に配慮
・取り外しできるキャスター付き
・出入り口が前面と側面の2か所
・飛び出し防止フックつきで安全
メッシュ窓は通気性に優れているため、夏でも快適に使用することができます。また、開閉式で窓を塞ぐこともできるため、冬は閉じて冷たい空気をシャットアウトすることも可能です。
キャスターを取り外すことができるため、室内でベッドとしても使用できます。
※商品ページ:Pet Carrier muna CSペットキャリアミュナCS
【番外編】しつけ用の「quackシリーズ」もおすすめ
咬み癖や吠え癖のしつけにお悩みの飼い主さんにおすすめしたいのが口輪です。
口輪は、お散歩中の拾い食い対策やお手入れが苦手でつい攻撃的になってしまう犬にも効果的です。
quack® closedクァック®クローズド
クァック®クローズドはアヒルのくちばしのようなデザインがかわいい口輪です。口輪に抵抗のある飼い主さんもという思いからこのようなデザインが採用されました。
従来品であるクァックと比べるとマズル全体をしっかりと覆う形状になっています。そのため、噛みつき防止はもちろんですが、吠え声も抑えられるようになりました。
また、「トリマーさんの声から生まれた口輪」というだけあって、装着したままシャンプーが可能なようにあごの下に穴があけてあります。
※商品ページ:quack® closedクァック®クローズド
生活環境や犬種に合わせた準備をしよう
愛犬との楽しい生活を順調にスタートさせるためには、事前準備が重要です。現在の生活環境やお迎えする犬種などを考慮してしっかりと準備しておきましょう。
ペット用品の準備と同時に、犬についてもあらかじめ勉強しておくと良いですね。