ペットの防災グッズとしてどのようなものを備えておくべき?

2024.06.14全て商品の選び方犬関連コラム猫関連コラム

日本では、多くの自然災害が発生しています。
自然災害は、いつ発生するかわからないため、日頃からの準備が非常に重要です。
とくに、ペットを飼っている方は、自分の準備だけでなく、ペットのための防災グッズも必要となります。
しかし、ペットのための防災グッズとしてどのようなものを準備すればよいのかわからない人も多いでしょう。
今回のコラムでは、「備えておきたいペットのための防災グッズ」について解説します。

普段からの対策が必要

現在、日本では多くの自然災害が発生しています。
自然災害は、いつ起こるかわからないため、普段からスムーズに避難できるように準備をしておく必要があるのです。
とくに、ペットを飼っている方は、自分の準備だけでなく、ペットのための避難準備をしておく必要があります。

アイペット損保が犬猫飼育者を対象に行ったアンケート調査によると、次のような結果が出ているそうです。

【災害を想定したペットに関する対策で行っていることは】
(犬)
・「待て」や「おすわり」など基本的なしつけができている 59.5%
・普段からクレートやケージに入ることに慣れさせている 56.7%
・ペット用の防災グッズを揃えている 55.7%
・普段から誰かが一緒にいるようにする 41.9%
・普段から他人や他人のペットに慣れさせている 41.4%

(猫)
・普段からクレートやケージに入ることに慣れさせている 50.0%
・ペット用の防災グッズを揃えている 49.1%
・普段から誰かが一緒にいるようにする 43.5%
・在宅避難できるよう家具やケージ固定など自宅の環境を整えている 34.3%
・近隣のペットと非難できる避難所を調べた、または確認した 22.2%
(出典:アイペット損保  ペットの防災対策に関するアンケート調査2023)
このアンケート結果を見てみると、基本的なしつけを行う、クレートやケージに普段から慣れさせる、ペット用の防災グッズを備えておくなど、しっかりとした対策を行っていることがわかります。
とくに、クレートやケージに慣れさせておくことは非常に重要です。
普段使用していない場合には、いざというときに、入ってくれない、もしくは暴れて出たがるなどの問題が起こる可能性があるため。

ペットのための防災グッズではフードや飲料水を備えておく

災害が発生した場合には、防災グッズが役立ちます。
それは、人間だけでなく、ペットも同じです。
そのため、災害発生に備えて、ペットのための防災グッズを備えておくことが大切。
防災グッズが大切と言いましたが、ペットの飼い主さんの中には、「ペットのための防災グッズの必要性・重要性は理解しているが、何を準備すればよいのかわからない!」と考える人も多いでしょう。

さきほど紹介した、アイペット損保が犬猫飼育者を対象に行ったアンケート調査によると、次のような結果も出ているそうです。

【ペットのために備えている防災グッズ】
(犬)
・フード・飲料水 74.8%
・トイレ用品 48.7%
・リード 46.7%
・ケージやクレート 32.5%
・ブランケット 32.3%

(猫)
・フード・飲料水 76.2%
・トイレ用品 56.6%
・ケージやクレート 36.4%
・ブランケット 23.4%
・リード 19.0%

(出典:アイペット損保  ペットの防災対策に関するアンケート調査2023)

この結果を見てみると、犬猫共に、フード・飲料水・トイレ用品・ケージやクレートなどを防災グッズとして備えている人が多いことがわかります。

また、その他では、おもちゃや食器、迷子札や常備薬などを備えている人も多いようです。
ペットのための防災グッズとして、何を備えたらわからないという人は、こちらを参考にしてみるとよいでしょう。

フード・飲料水はできれば7日分以上を確保しておく

ペットの防災グッズとして、フード・飲料水を備えておくことが大切と解説しました。
ここで、気になるのがどのくらいの量のフード・飲料水を確保すればよいのか、ということです。
おそらく、皆さんのイメージとしては、「2~3日分を確保しておけば十分なのではないか?」というイメージが強いでしょう。

環境省の「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」によれば、フードや飲料水について、少なくとも5日分(できれば7日分以上が望ましい)と書かれているのです。
これは、避難所などにペット用の救援物資が届くまでに、時間がかかる場合があるためとされています。

それから、病気や高齢、その他健康状態によっては、療法食が必要という場合もあるでしょう。
療法食が必要な場合には、さらに長期間分の備えが必要と言われています。
ペットの防災グッズを準備する際には、ガイドラインなどを参考にしながら、必要なフード・飲料水を準備しておきましょう。
また、フードや飲料水と共に、食器を準備しておくのもおすすめです。

ペットを避難させる際には首輪やリード、ケージなどが必要

ペットのための防災グッズとして、フードや飲料水の重要性について解説しました。
もう一つ忘れずに準備しておかなければならないものがあります。
それは、ペットを避難させるための用品についてです。

犬であれば、避難をさせるときには、首輪やリードなどが必要となります。
また、小型犬であれば、キャリーバッグを使うことも可能です。
それから、猫の場合には、キャリーバッグやケージを使って避難をさせることになります。
首輪やリード、キャリーバッグやケージなどは、すでに多くの飼い主さんが用意しているとは思いますが、万が一に備えて、しっかりと準備しておきましょう。

その他では、防災グッズの一つとして、ガムテープを準備しておくのもおすすめです。
ガイドラインにも記載されていますが、ガムテープは、ケージの補修をはじめとして、さまざまな目的で使用することができます。
あると非常に便利なので、ケージと一緒に準備しておくとよいでしょう。

おすすめのキャリーバッグについて


避難をする際には、キャリーバッグなどが必要となります。
しかし、一口にキャリーバッグと言っても、さまざまなものがあり、どれを選べばよいのかわからないというケースもあるでしょう。

おすすめのキャリーバッグは、「 Pet Carrier muna BC(ペットキャリアミュナBC)」です。
こちらのキャリーバッグは、小型犬や猫に使用することができます。
大きな特長は、大き過ぎずゆったりとしたスペースとなっているため、犬や猫が快適に過ごすことができるということです。

さらに、付属のベルトを使用することで、自動車のシートベルトを装着、固定が可能。
そのため、ペットとのドライブや通院などにもご活用いただけます。
また、4つの使い方ができるのも大きな魅力と言えるでしょう。
「背負う」「抱える」「手提げ」「ショルダー」などの使い方ができます。
その他にも、車内での使用や室内での使用、キャリーカートにセットして使用することもできるのです。

シンプルでありながらも多機能なキャリーバッグとなっています。
ペットのためのキャリーバッグをお探しなら、こちらのキャリーバッグをご活用ください。
さまざまなシーンでご活用いただけます。

※商品ページ:ミュナBC

まとめ

日本では、多くの自然災害が発生しています。
そのため、人間だけでなく、ペットのための防災グッズも用意しておく必要があるのです。
防災グッズとしては、フード・飲料水・トイレ用品・ケージやクレート・リードなどを準備しておくとよいでしょう。
また、フード・飲料水については、できれば7日分以上を準備しておくのがおすすめです。
普段から、しっかりと準備をしておきましょう。