犬を飼っている飼い主さんが、頭を悩ませることの1つに、「噛み癖」があります。
噛み癖を放置していると、大きなトラブルにつながる恐れがあるため、できるだけ早い対策が必要です。
しかし、「誰に相談すればよいのかわからない!」「具体的に何をすればよいのかわからない!」という人も多いでしょう。
今回のコラムでは、犬の噛み癖の相談相手や解決策について、解説します。
犬の飼い主さんの約3割が噛み癖に悩んでいる
愛犬の噛み癖について、「なぜ、うちの犬だけ噛むのだろう?」「他の犬は、噛まないのにどうすればよいのだろう?」こんなことを考えたことはありませんか?
まず、知っておきたいのが意外と多くの飼い主さんが、噛み癖に悩んでいるということです。
ペットメディカルサポート株式会社が行った、インターネット調査「ペット(犬と猫)の噛み癖」によると、以下のような調査結果が出たそうです。
【ペットの噛み癖に悩んでいますか】
(犬の場合)
・悩んでいない 48%
・どちらかと言えば悩んでいない 14%
・どちらとも言えない 7%
・どちらかと言えば悩んでいる 23%
・非常に悩んでいる 9%
(出典:ペットメディカルサポート株式会社 ペットの噛み癖)
上記のような調査結果が出ています。
「どちらかと言えば悩んでいる 23%」と「非常に悩んでいる 9%」を合わせた、32%の犬の飼い主さんが、噛み癖で悩んでいることがわかります。
噛み癖を放置すると多くの危険性がある
愛犬が小さいうちは、噛み癖を放置してしまうという、飼い主さんも多いようです。
「じゃれているだけ」「遊びの延長」「かまってほしいだけ」などと考えてしまいます。
ですが、噛み癖をそのまま放置するのは、とても危険ですし、大きなトラブルに発展してしまう可能性があるのです。
具体的には、次のようなトラブルが予想されます。
・怪我をさせてしまうトラブル
・物を壊すトラブル
・ペットホテルやトリミングサロンなどで断られるトラブル
最も起こりやすいトラブルが、「怪我をさせてしまうトラブル」です。
飼い主さんの手や脚を噛むなどで、怪我をさせてしまう可能性があります。
さらに、危険なのが飼い主だけでなく、近所の人や通行人に噛み付くというものです。
実際に、日本でも脱走した犬や散歩中の犬が、飼い主さん以外を負傷させるという事故が起きています。
最悪の場合には、人間の命を奪ってしまうこともあるのです。
それから、怪我をさせるだけでなく、室内犬の場合には、「物を壊すトラブル」も予想されます。
室内にあるものに噛み付き、様々なものを壊してしまうのです。
修理が必要になる場合や、新しく買い替えなければいけない事態も予想されます。
さらに、「ペットホテルやトリミングサロンなどで断られるトラブル」も考えられるでしょう。
出張や旅行などで、自宅を空けるという場合、ペットホテルに預ける人も多いと思います。
ですが、噛み癖のある犬は、場合によっては、ペットホテルの利用を断られてしまうのです。
ペットホテルでは、他の犬もいますので、他の犬に噛み付くなどの事故が起こる可能性があります。
そのため、そのようなリスクを回避するために、断られてしまう場合があるのです。
預ける場所がなくなってしまうというリスクがあります。
また、ペットホテルだけでなく、トリミングサロンでも同様に断られてしまう場合があるのです。
トリミングサロンで断られてしまうと、犬の十分なケアなどができなくなってしまう恐れがあります。
トリミングサロンでなくとも、爪切りやブラッシングなど、飼い主さんが相手でも噛み付くことになるため、日常のケアが難しくなってしまうというリスクがあるのです。
ドッグトレーナーや獣医師に相談すると効果的
犬の噛み癖に悩んでいるという場合、「誰に相談すればよいのかわからない!」という声をよく聞きます。
一般的には、次のような相談先が考えられるでしょう。
・家族や恋人
・友人や知人
・インターネットのサイトや掲示板
・ドッグトレーナー
・獣医師
相談しやすいという点では、家族や恋人に相談する人が多いと思います。
また、犬を飼っている友人や、知人などに相談する人もいるでしょう。
最近では、犬に関するサイトもありますし、掲示板などで相談に乗ってもらうことも可能です。
もちろん、このような方法で、解決につながる可能性もありますが、専門的な知識を持っていない人からのアドバイスでは、十分な効果を得られない可能性もあります。
そのため、専門的な知識を持っている人に相談するのが効果的です。
専門的な知識を持っている人とは、ドッグトレーナーや獣医師。
しつけが不十分で、噛み癖が治らないという場合には、ドッグトレーナーに相談するとよいでしょう。
ドッグトレーナーであれば、経験や知識が豊富であるため、効果的なアドバイスを受けられる可能性があります。
また、一時的にドッグトレーナーに愛犬を預けて、しつけをしてもらうということも可能です。
ただし、ドッグトレーナーに預ければ、噛み癖が治るとは限りません。
その理由は、噛む理由はしつけだけが原因ではないからです。
病気や怪我が理由で、噛む場合もあります。
このようなケースでは、獣医師に相談するのがよいでしょう。
噛み癖の解決方法について
愛犬の噛み癖を解決するには、原因ごとに解決方法が異なります。
・治療を行う
噛む理由が、病気や怪我である場合には、その治療を優先して行うことが必要です。
病気や怪我が治れば、噛み癖が解決できると考えられます。
・しつけを行う
しつけが不十分で噛むという場合には、しつけを行うのがよいでしょう。
しつけを行うことで、やってよいこと、やってはいけないこと、の判断ができるようになります。
・適切な運動、スキンシップを行う
噛む理由がストレスである場合には、ストレスを発散させることが大切です。
ストレスを解消させるには、運動をさせることや愛犬とのスキンシップを行うこと。
こうすることで、ストレスが解消され、噛み癖が治る可能性があります。
・噛むおもちゃを与える
子犬の場合には、歯が生え変わる際、痒くて噛んでいるという場合があります。
また、成犬の場合には、ストレスや運動不足などの理由により噛むがあるのです。
このような問題を解決するのに、おすすなのが「犬用の噛むおもちゃ」。
本能的に、完全に噛むのをやめるというのは、難しいと言われています。
そのため、噛んでもよいおもちゃを与えることで、ストレス発散ができるのです。
おすすめのアイテムについて
犬の噛み癖に悩む、飼い主さんにおすすめしたいのが、「quack®(クァック®)」です。
こちらは、口輪に見えない口輪です。
噛み付き防止・拾い食いの防止・しつけなどにご活用いただけます。
カラーは3色、サイズは5サイズをご用意しておりますので、愛犬に合わせて、最適なものをお選びください。
ドッグランなど、他の犬と一緒になる場合などにも便利です。
デザインは、アヒル口になっているので、とてもかわいらしいのが特徴。
慣れないうちは暴れたり、外そうとしたりすることがあります。徐々に慣れさせてあげてください。
まとめ
全体の約3割の飼い主さんが、愛犬の噛み癖に悩んでいるそうです。
そのまま放置すると、大きなトラブルや事故につながる恐れがあるため、早めに対策を行う必要があります。
噛む原因には、さまざまなものがあるため、原因に合わせて、最適な解決方法を選択しましょう。
ぜひ、弊社の製品もご活用ください。