猫との外出を快適にするために必要なものとは?

2023.07.25全て業界コラム猫関連コラム

愛猫は、ペットというだけでなく、家族同然の存在と考える人も多いでしょう。
そのため、愛猫と一緒に帰省したり、病気になれば通院などで一緒に外出したりする人もいます。
そこで、気になるのが、猫と外出をする際に、「どのようなものが必要になるのか?」ということです。
今回は、「猫とのおでかけで必要なもの」について、解説します。

外出の際には3つのポイントに注意!

猫との外出で、必要なものについて、解説する前に、注意しなければいけないことが3つあります。

① 脱走
② 安全性
③ ストレス

最も注意しなければいけないのが「脱走」です。
脱走してしまうと、再会できなくなってしまう、愛猫が事故に遭ってしまう、などのリスクがあります。
そのため、脱走防止対策が必要となるでしょう。

次に、注意しなければいけないのが、「安全性」です。
マイカーで移動する場合や、電車で移動する場合もそうですが、急ブレーキなどの際に、猫が怪我をしてしまうリスクがあります。
最悪の場合には、命を落としてしまう可能性もあるので、猫が安全に移動できる環境を整えることが大切です。

それから、もう1つ注意しておきたいのが、「ストレス」です。
猫は、普段と違う環境に大きなストレスを感じると言われています。
そのため、長い移動などで、ストレスを感じてしまう可能性があるのです。
ストレスをできるだけ軽減させることが重要となります。

愛猫との外出で必要なものリスト

愛猫との外出で、注意しておきたいポイントを3つ紹介しました。
その注意点を押さえながら、実際に外出する際に、必要なものリストを見ていきましょう。
・キャリーバッグ (脱走防止 固定できるものであれば、安全対策)
・ハーネスやリード(脱走防止)
・迷子札や首輪(迷子対策)
・マイクロチップ(迷子対策)
・キャットフードや水
・フードボウルやウォーターボウル
・おやつ
・普段使用しているおもちゃや毛布など(ストレス対策)
・ポータブルトイレ
・掃除グッズ

絶対に必要となるのが、キャリーバッグです。
様々なタイプのものがありますが、脱走防止や安全対策として使える、車のシートに固定できるものがよいでしょう。
固定することで、安全性が高まり、事故やトラブルのリスクを小さくすることができます。
また、同じく脱走防止対策として、ハーネスやリードも持っていくとよいでしょう。

十分な対策をしていても、猫が逃げ出して、迷子になってしまう可能性は否定できません。
そこで、万が一の際の迷子対策として、迷子札を付ける、マイクロチップを入れておくなどの対策も有効です。
さらに、飼い猫であることを伝えるために、首輪を持っていき、付けておくのもよいでしょう。

それから、緊張して食べてくれないこともありますが、キャットフードや水、おやつを持っていくことも忘れてはいけません。
また、キャットフードや水を入れる、キャットボウルやウォーターボウルも準備しておくとよいでしょう。

猫のストレスを少しでも和らげるためには、普段使用しているおもちゃや、使用している毛布などを持っていくのがおすすめです。
できるだけ、普段と同じ環境にすることで、ストレスを軽減できる可能性があります。

その他では、ポータブルトイレも必須です。
車の中や外出先では、使用することになるので、ポータブルトイレも持っていきましょう。

猫の毛などが抜けて、そのまま放置しておくと、不衛生な状態になってしまいます。
携帯できるお掃除グッズも持っていくようにすると、ちょっとした時間でお掃除ができて、後で掃除する手間が省けます。
必須ではありませんが、持っていくとよいでしょう。

マイカーで移動する際は、車内の環境をチェックしておく

愛猫との快適な外出を実現するには、車内の環境もしっかりとチェックしておく必要があります。
「いぬ・ねこのきもちWEB MAGAZINE」第1回 犬猫との暮らし調査2021という資料によると、愛猫との移動に82.5%の人が自家用車を使っているそうです。
(出典:「いぬ・ねこのきもちWEB MAGAZINE」第1回 犬猫との暮らし調査2021)

恐らく、人混みを避けたいという理由や、できるだけ猫にストレスを与えたくないという理由から、自家用車での移動を考える人が多いのでしょう。

車内で最もチェックしておきたいのが、次の3つのポイントです。
・音楽を流す場合の音量
・車内に芳香剤を置かないようにする
・温度に注意する

人間がドライブをする際には、音楽を流してドライブをする人も多いでしょう。
最近では、スマホなどから音楽を流すケースもあると思います。
人間にとっては、気分が良いかもしれませんが、猫にとっては、大きなストレスとなってしまう場合があるのです。
猫の聴覚は、人間よりも非常に優れていますし、大きな音が苦手と言われています。
ですから、音楽を聴いているという場合には、音量を下げる、あるいは音楽を停止するなどして、猫が快適に過ごせる環境を作りましょう。

その他で、注意しておきたいのが芳香剤についてです。
車内に、車専用の芳香剤を置いている人も多いと思いますが、猫は人間よりもずっと嗅覚が優れています。
また、苦手な匂いもありますので、猫を乗せる際には、芳香剤を置かないようにするとよいでしょう。
芳香剤を置いたままだと、猫が体調を崩してしまう恐れがあります。

温度についてもしっかりとチェックする必要があります。
猫は、体温調節が苦手で、暑さに弱いと言われているため、車内の温度管理はとくに重要となるのです。
猫と外出する際には、途中でお店などによることもあるでしょう。
短時間だから大丈夫と、車内に猫を残したまま、車から離れてしまう飼い主さんもいるようです。
環境省でも、注意を呼び掛けていますが、夏場は短時間であっても熱中症などの危険があります。
猛暑日などは、エンジンを停止してから、たった15分で人体に危険なレベルに達するそうです。(出典:環境省 ペットを車内に残さないで!)
夏場は、わずかな時間でもペットを車内に残さないようにしましょう。
熱中症対策として、窓を開けておくという人もいますが、窓を開けておくと、脱走してしまうリスクもあります。
その点にも注意が必要です。

愛猫との外出におすすめのアイテム


愛猫との外出に、おすすめしたいのが「Pet Carrier muna FL(ペットキャリアミュナFL)」です。
奥行きが広くて、ペットが寝ころびやすく、体を丸めやすい構造になっているのが特徴。
ペットにとって、心地よい空間を演出できます。
6kgまでのペットに対応しており、上から開閉できるので、ペットを入れやすいのも特徴です。
さらに、補助ベルトが付属しているので、車のシートベルトにしっかりと固定が可能。

事故やトラブルを防止するのにも役立ちます。
カラーバリエーションは3色展開となっています。
ぜひ、このアイテムをご活用ください。

まとめ

猫と外出をする際は、脱走や安全性、ストレスなどに注意する必要があります。
キャリーバッグやキャットフードだけでなく、安全に移動できる環境、ストレスを軽減できる環境を整えることが大切です。
また、キャリーバッグを選ぶ際には、シートベルトなどにしっかりと固定できるものを選びましょう。
固定されていないと、猫が怪我をしてしまうリスクが高まるためです。
弊社では、愛猫との外出に便利なアイテムを販売しております。
ぜひ、ご活用ください。