猫の寿命を延ばすにはどのようなことをすればよいのか?

2026.04.06全て猫関連コラム

猫を飼っている場合、このかわいらしい存在ができるだけ長く生きてほしいと考えると思います。
では、猫の寿命を延ばすには具体的にどのようなことをすればよいのでしょうか?
今回のコラムでは、猫の寿命を延ばすためにできることについて解説します。

猫の平均寿命は16.00歳

猫はとてもかわいらしく、癒しを与えてくれる存在であるため、猫を飼っている人の多くはできるだけ猫に長生きしてほしいと考えていることでしょう。
猫の寿命を延ばすためにできること、について解説する前に必ず知っておきたいのが、猫の平均寿命についてです。

一般社団法人ペットフード協会の資料によると、猫の平均寿命は以下のようになっています。

〈猫の平均寿命(全体)〉
・2010年14.36歳
・2011年14.39歳
・2012年14.45歳
・2013年15.15歳
・2014年14.56歳
・2015年15.43歳
・2016年15.09歳
・2017年15.33歳
・2018年15.32歳
・2019年15.03歳
・2020年15.45歳
・2021年15.66歳
・2022年15.62歳
・2023年15.79歳
・2024年15.92歳
・2025年16.00歳
(出典:一般社団法人ペットフード協会 令和7年全国犬猫飼育実態調査)

この調査結果を見てみると、2010年は、猫の平均寿命が14.36歳だったものが2025年には16.00歳と1.64歳も延びていることがわかります。
今後も猫の平均寿命が延びる可能性がありそうです。

猫の平均寿命が延びた理由はペットフードの進化や獣医療の進歩

さきほどは、猫の平均寿命が以前よりも延びていると解説しました。
では、どうして猫の平均寿命が延びたのでしょうか?
その主な理由としては、次のようなものが挙げられます。

ペットフードの進化

まず、大きな理由として挙げられるのが、ペットフードの進化です。
ペットフードの進化とは、ただ単に味がおいしくなったというだけでなく、ペットに必要な栄養素が含まれており、ペットの健康に大きく貢献していると考えられます。
高品質のペットフードを手軽に入手できるのも大きな魅力です。
猫の平均寿命を延ばすためには、これからもペットフードの進化が欠かせないと言えるでしょう。

獣医療の進歩

ペットフードの進化以外では、獣医療の進歩も大きな理由の1つです。
ペットの病気の早期発見や早期治療の実現、さまざまな病気の予防薬や治療薬なども開発されています。
猫などは、寄生虫に感染してしまう場合がありますが、ワクチンや駆除薬などによって、感染を防ぐあるいは、駆除を行うことが可能であるため、以前と比べると命を失ってしまうリスクが小さくなっているのです。
こちらも猫の平均寿命が延びた大きな理由と言えるでしょう。

飼い主の意識の変化

ペットフードの進化や獣医療の進歩の他では、猫の飼い主の意識の変化も大きな理由と考えられます。
現在では、猫を飼っている人の多くは、ただのペットという意識ではなく、家族のような意識で飼っているという人が多くなっているのです。
そのため、猫が生活する環境に配慮する、その日の体調などを見ながら、必要に応じて獣医師の診察を受けるなど、適切な飼育を行う人がほとんど。
そのため、猫の寿命が以前よりも延びていると考えられます。

猫の寿命を延ばすためにできること


ペットフードの進化や獣医療の進歩、飼い主の意識の変化などによって、以前よりも猫の平均寿命は延びています。
では、猫の寿命をできるだけ延ばすためには、他にどのような点に注意すればよいのでしょうか?
猫の平均寿命を延ばすのなら、次のような点に注意が必要です。

室内で飼うこと

猫の平均寿命を延ばすためには、室内で飼うのがよいでしょう。
その理由としては、屋外にはさまざまなリスクがあるためです。
具体的なリスクとしては、交通事故のリスクがあります。
猫が飛び出すと車に轢かれてしまう可能性があり、車と接触すると怪我をする可能性が高いですし、最悪の場合には命を落とすことになるでしょう。

それから、屋外で活動することにより、感染症のリスクが高まると考えられます。
感染症に感染してしまうと、命の危険があるため、注意が必要です。

さらに、迷子になってしまうリスクもあります。
迷子になってしまった場合には、2度と会うことができなくなってしまう可能性があるため、こちらも大きなリスクと言えるでしょう。

猫のストレスを解消してあげる

猫のストレスをそのままにしておくと、病気などのリスクが高まると言われています。
そのため、適度に猫のストレスを解消することが重要です。
ストレスを解消する方法はいくつかありますが、できるだけ猫と過ごす時間を確保して遊んであげるようにするとよいでしょう。

運動不足を解消させる

ストレスの解消とあわせて意識しておきたいのが、猫の運動不足を解消させるということです。
最初に屋外にはさまざまなリスクがあるため、室内で飼うのがよいと解説しました。
ただし、室内で猫を飼う場合には、猫が運動不足になってしまう可能性が高まります。
そのため、ストレスの解消とともに運動不足の解消も意識しておく必要があるのです。
猫の運動不足を放置してしまうと、さまざまな病気のリスクが高まります。

猫の運動不足を解消させるには、キャットタワーの設置などの方法があります。
キャットタワーを設置することで、猫が上り下りをするようになるため、運動不足の解消に役立つと考えられます。

定期的に健康診断を受ける

それから、その他で注意しておきたいのが、定期的に動物病院で健康診断を受けるということです。
怪我や病気でないからといって、動物病院に行かなくてもよいと考える人も多いでしょうが、病気が知らないうちに進行しているという可能性もあります。
ですが、定期的に動物病院で健康診断を受けるようにすれば、病気の早期発見・早期治療につながるでしょう。
早期発見・早期治療を実現することができれば、結果的に猫の寿命を延ばすことができます。
何の症状も見られないから、動物病院に行かないということではなく、症状が見られない場合でも定期的に受診するようにしましょう。

バランスの良い食事を与える

その他では、やはり猫に与える食事にも気を遣う必要があります。
まずは、猫にとって栄養バランスの良い食事を与えるようにしましょう。
また、猫に食事を与える際には、含まれている成分などにも注意が必要です。
もちろん、安全性の高いペットフードも多いのですが、場合によっては猫の健康に悪影響を及ぼす可能性がある添加物等を含んでいるものもあります。
そのため、ペットフードを選ぶ際には、必要な栄養がとれるのか、はもちろんですが、猫が安心して食べることができるのか、についてもしっかりとチェックしておくとよいでしょう。
含まれている栄養素や成分などは、パッケージやそのペットフードを製造・販売している企業のホームページ等で確認できるケースがほとんどです。

ですから、購入する前にしっかりとチェックしておきましょう。
口コミなどを参考にする、不明な点等は、製造・販売している企業に問い合わせてみるのもおすすめです。
大切な猫の健康を守る、できるだけ寿命を延ばすためにも、適切なペットフード選びは重要となります。

まとめ

猫の寿命は、ペットフードの進化や獣医療の進歩、飼い主の意識の変化などにより以前よりも平均寿命が延びています。
また、できるだけ平均寿命を延ばすためには、室内で飼育することやストレス、運動不足の解消などを行うことも大切です。
さらに、定期的に動物病院を受診することやバランスの良い食事を提供することも重要となります。
大切な猫にできるだけ長生きしてもらうためにも、今回解説したポイントを意識しておきましょう。