飼い猫の噛みつき防止対策として何をすればよいのか?

2025.12.08全て商品の選び方猫関連コラム

猫を飼っていると、さまざまな悩みを抱えてしまうものですが、その中でも悩んでしまうのが、「飼い猫の噛みつき防止対策」についてです。
飼い主はもちろんですが、飼い主以外にも噛みつくおそれがあるため、対策が必要となります。
しかし、対策と言われても何をすればよいのかわからないという人も多いでしょう。
今回のコラムでは、「飼い猫の噛みつき防止対策」について解説します。

猫を飼っている飼い主の約3割が「噛み癖」に悩んでいる

飼い猫の噛みつき防止対策について考える前に、知っておきたいことがあります。
それは、猫を飼っている飼い主の約3割が「噛み癖」に悩んでいるということ。

皆さんも飼っている猫に手などを噛まれてしまった、という経験ありませんか?

ペットメディカルサポート株式会社が行った、「ペット(犬と猫)の噛み癖」についての調査によると、次のような結果が出ているそうです。

〈Q1 ペットの噛み癖に悩んでいますか?〉
(猫の場合)
・非常に悩んでいる 7%
・どちらかと言えば悩んでいる 27%
・どちらとも言えない 13%
・どちらかと言えば悩んでいない 8%
・悩んでいない 45%

〈Q2 ペットの噛み癖の原因として考えられる最も当てはまるものをひとつ選んでください。〉
(猫の場合)
・遊びの延長 37%
・構ってほしい 28%
・甘噛み 14%
〈Q3 ペットの噛み癖を直すため、実際に相談している相手として、最も当てはまるものをひとつ選んでください。〉
(猫の場合)
・書き込みサイト 33%
・家族 28%
・獣医師 21%
・知人・友人 9%
・トレーナー 2%
・その他 7%

〈Q4 噛み癖対策としてどんなことを実践していますか?〉
(猫の場合)
・おもちゃを与える 34%
・大きな声を出す 19%
・ストレスを発散させる 15%
・無視する 12%
・ネットや書籍の指導法 8%
・天罰式のしつけ 8%
・獣医師の指導を受ける 2%

(出典:ペットメディカルサポート株式会社 「ペット(犬と猫)の噛み癖」)

この調査結果を見てみると、猫を飼っている人の約3割が猫の噛み癖に悩んでいることがわかります。
また、噛み癖の原因としては、「遊びの延長」「構ってほしい」「甘噛み」と考えている飼い主さんが多くなっており、相談相手では「書き込みサイト」「家族」「獣医師」が上位を占める結果でした。

さらに、対策としては、「おもちゃを与える」「無視する」「大きな声を出す」などが多くなっています。

自宅でできる噛みつき防止対策は複数ある

さきほどの調査結果では、猫を飼っている人の約3割が噛み癖に悩んでいるという結果がでていました。
噛み癖をそのままにしておくと、怪我をしてしまうおそれがありますし、飼い主も猫もストレスを抱えたまま生活しなければならなくなります。

では、自宅でできる噛みつき防止対策には、どのようなものがあるのでしょうか?
結論から言えば、複数の対策があります。
具体的な対策としては、次のようなものです。

生活環境の見直しと猫がリラックスできる環境の構築

猫が噛みつく原因は、複数ありますが、大きな原因の1つと言われているのがストレスです。
そのため、このストレスを減らすことが重要となります。
そこで見直したいのが生活環境です。
大きな音がする場所などは、猫にとって大きなストレスとなってしまう場合があります。
猫がリラックスして過ごせるように、できる限り静かな環境を整えてあげるとよいでしょう。
それから、猫が隠れられる場所を構築するのもよいと言われています。
猫は隠れられる場所があると、ストレスを軽減することができると言われているので、そのような場所を準備するとよいでしょう。

具体的には、キャットタワー(ハウス付きのものなど)の設置などがあります。
キャットタワーを設置することで、猫の隠れ場所やリラックスできるスペースとして活用することが可能です。
ハウスが付いていれば、猫のパーソナルスペースとして活用することができるので、より猫が安心して生活することができます。

猫用の噛むおもちゃを用意する

猫用のおもちゃには、さまざまなものがありますが、その中には、噛むおもちゃがあります。
この噛むおもちゃとは、文字通りの意味で、猫が噛んで遊ぶものです。
噛んで遊ぶことで、猫のストレスを軽減させる効果を期待することができます。
また、ストレスを軽減できるだけでなく、おもちゃによっては猫のデンタルケアができるものもあるので、こちらにも注目してみるとよいでしょう。

猫と一緒に過ごす時間を増やす

また、猫と一緒に過ごす時間を増やすというのも対策の1つとして挙げられます。
猫と一緒に遊ぶ、過ごすことでコミュニケーションをとることができ、猫のストレスを軽減させることができるのです。
仕事などで忙しい場合もあるでしょうが、毎日少しでも猫と過ごす時間を確保するようにしましょう。
猫と一緒に過ごす時間を増やすことで、猫とよりよい関係を構築することができ、飼い猫が噛みつくという問題を改善できる可能性があります。

改善が見られない場合は獣医師などの専門家に相談

飼い猫の噛みつき防止対策として、いくつかのものを紹介しましたが、対策を行っても改善されないという場合もあるでしょう。
そのような場合には、1人で悩まずに、専門家の力を借りるのがおすすめです。
この場合の専門家とは、獣医師などになります。
猫が飼い主を噛む原因は、ストレスをはじめいくつかの原因が考えられますので、その原因ごとに適切な対策を行わなければなりません。
原因を正確に特定するのは、難しいので専門的な知識を持つ、獣医師の力を借りるのがよいでしょう。
専門的な知識を持つ獣医師であれば、それぞれの状況にあわせて、適切なアドバイス、対策を提案してくれます。

やってはいけないのが、そのまま放置してしまうということです。
放置してしまうと、飼い主が噛まれて怪我をしてしまうかもしれませんし、飼い主以外の人に怪我をさせるリスクもあります。
さらに、病気などが原因で、噛む場合もありますので、放置してしまうと猫の健康面のリスクも高まるのです。

飼い猫の噛みつき防止対策におすすめの商品

ここでは、飼い猫の噛みつき防止対策におすすめの商品をご紹介します。
おすすめの商品は、こちらです。

quack®face

クァックフェイス商品画像
こちらの商品は、噛みつきや拾い食いを抑制するのに役立つ商品となっております。
頭の周りをしっかりと包み込むことができ、ソフトな付け心地となっているので、ペットに大きな負担をかけることなく、噛みつきや拾い食いを抑制することが可能です。
また、金属金具を使用していないので、金属疲労が原因の破損や錆などを気にする必要がありません。

それから、頭の周りをしっかりと包み込むことができますが、装着してもペットの表情を確認することができるので、通院する際やペットのお手入れをする際にも役立ちます。
さらに、大きな特徴として挙げられるのが、短吻種(たんふんしゅ)でも使用することができることです。
飼い猫の噛みつきや拾い食いなどに悩んでいるという場合には、こちらの商品を活用してみてはいかがでしょうか?

商品ページ:quack®face

まとめ

飼い猫の噛みつき防止対策としては、猫がリラックスできる環境を整えること、噛むおもちゃを活用すること、猫と過ごす時間を増やすことなどがあります。
また、対策を行っても改善されない場合には、獣医師などの専門家に相談するのがよいでしょう。
飼い猫の噛みつき防止対策には、便利なアイテムを活用するのもおすすめです。
ぜひ、「quack®face」ご活用ください。