猫が甘噛みするのはどうして?どのような対策がある?

2024.08.05全て商品の選び方猫関連コラム

猫を自宅で飼っている人は、猫に甘噛みされてしまったという経験ありませんか?
猫と一緒に生活していく上では、放置しておけない問題です。
今回のコラムでは、「猫が甘噛みする理由」や「対策」について解説します。

猫が甘噛みする理由は複数ある

飼っている猫に、甘噛みされてしまった場合、「何か悪いことをしたのかな?」「起こっているのかな?」など不安に感じる人も多いでしょう。
猫が甘噛みする理由は、1つではなく複数あると言われています。
主な理由として挙げられるのは、次のような理由です。

甘えている

猫が甘噛みをする代表的な理由が、甘えているというもの。
飼い主に対して甘えたいという理由から、甘噛みをすることがあると言われています。
猫は、母猫や兄弟猫とじゃれ合う際に、甘噛みをすることがありますが、それと同じように飼い主に対して甘えているだけというものです。

やめてほしいとき

それから、猫の爪を切っている際や歯磨きをしている際に、甘噛みをされたという経験はありませんか?
このような場合には、猫からのやめてほしいというサインの場合があります。
猫は一般的に束縛されることを嫌う動物なので、爪切りや歯磨きなどで、拘束されている状態が続くと、やめてほしいという意思を伝えるために、甘噛みをすることがあるのです。
無理やり続けると、猫にとって大きなストレスとなるため、できるだけ短時間で終わらせることが大切となります。

歯がかゆいから

子猫の場合には、乳歯から永久歯に歯が生え変わるのですが、その際にかゆいと感じてしまうことがあるようです。
甘噛みをすることで、かゆみを紛らわせていると考えられます。
このようなケースでは、永久歯に生え変わると甘噛みをするケースが少なくなっていくのが一般的です。

ストレス

猫はストレスに弱い動物と言われています。
そのため、ストレスによって甘噛みをしてしまうことがあるのです。
ストレスには、さまざまなものがありますが、例えば、引越しや家族が増えるなど大きな環境の変化が挙げられます。
それから、長期間飼い主が留守となってしまうなどです。
このようなストレスがたまると、甘噛みをしてしまうことがあります。
これまでは、甘噛みをしなかったのに、甘噛みをするようになったという場合には、猫のストレスとなっている原因がないかをチェックしてみましょう。
原因が判明した場合には、しっかりと対応することが大切です。

本能的なもの

発情期のオス猫も甘噛みをすることがありますが、これは本能的なものです。
ネックグリップと呼ばれるもので、オス猫は交尾の際にメス猫の首の部分を掴んで抑えるような行動を行います。
対象はメス猫だけに限らず、飼い主はもちろんですが、おもちゃなどに対しても、このような行為を行う場合があるのです。

甘噛みを減らすための対策について

最初に、猫が甘噛みをする理由について解説しました。
では、甘噛みを減らすためには、どのような対策を行えばよいのでしょうか?
代表的な対策としては、次のようなものがあります。

猫とのスキンシップの時間を増やす

甘噛みを減らすための対策の1つとして挙げられるのが、猫とのスキンシップの時間を増やすことです。
スキンシップの時間が少ないと、猫はストレスを感じてしまうこともあります。
短い時間であっても、猫とのスキンシップの時間を増やすように意識することで、甘噛みを減らすことができるでしょう。
猫と遊ぶことで、猫を満足させることが大切です。

甘噛みをした場合には無視をする

甘噛みをした場合には、猫をしかるという方法もありますが、その場合には猫を刺激してさらに攻撃的になってしまう場合があるのです。
そのため、しかる以外の選択も検討する必要があります。
その選択肢の1つが、無視をすることです。
無視をするだけでなく、猫と遊ぶのをやめて、違う場所などに移動するのもよいでしょう。
このようなことを行う理由は、甘噛みをすると飼い主は相手にしてくれない、遊んでくれなくなってしまうということを猫に理解してもらうためです。

おもちゃを与える

それから、猫の甘噛みを完全になくすというのは、簡単なことではありません。
しかし、人以外のものを噛ませて、人への甘噛みを減らすことはできると考えられます。
その方法とは、猫用のおもちゃを与えるというものです。
猫用のおもちゃには、さまざまなものがありますが、おもちゃを与える前にチェックしておきたいのが安全性や衛生面です。
あたりまえですが、猫が噛むことになるので、誤飲や誤食の心配がないものがよいでしょう。
さらに、猫が噛むため衛生面にも注意が必要です。
水洗いができる、拭くことができるなど、衛生的に保つことができるものを選ぶのが重要となります。
また、長く使えるように、耐久性などもチェックしておくとよいでしょう。

猫に噛まれると病気を発症する場合がある

甘噛みであれば、それほど痛くないし、大きな問題はないと思っていませんか?
たしかに、甘噛みであれば痛みを感じることは少ないかもしれません。
ですが、痛み以外にも問題があるのです。
その問題とは、病気を発症してしまう場合があるということ。
例えば、次のような病気です。

猫ひっかき病

猫に噛まれる、あるいは引っ掻かれるなどによって、発症する可能性のある病気。
リンパ節が腫れあがる、関節痛や吐き気、全身倦怠感などの症状があらわれます。

カプノサイトファーガ感染症

これは、犬や猫の口腔内に常在する細菌が原因となって起こる感染症です。
噛まれる、あるいは引っ掻かれることによって、発症する可能性があります。
発熱・倦怠感・腹痛・吐き気などの症状があらわれるのです。
さらに、重症化してしまうと、敗血症などにつながる場合があります。

パスツレラ症

犬や猫に噛まれる、引っ掻かれることによって、パスツレラ菌に感染して起こる病気です。
腫れや激しい痛みなどが特徴。
基礎疾患がある場合は、重症化してしまう場合もあります。

このように、病気を発症してしまう可能性があるということを知っておきましょう。
また、重症化してしまった場合には、最悪の場合、人の命が失われてしまうことがあるので注意が必要です。

おすすめのアイテムについて

猫のストレス解消や運動不足の解消に、おすすめのグッズを紹介します。

CatRig furキャットリグ – ファー


こちらのアイテムは、シリコン素材でできているので、フローリングの床を傷つける心配がありません。
マンションの場合には、音が気になると思いますが、階下へも響きにくい作りとなっています。
大きな特徴は、おもちゃの部分が取り外せることです。
取り外し方(両側・片側・両方無し)で転がり方に変化を付けることができ、猫を飽きさせることなく長く遊んでもらうことができます。
また、万が一壊れてしまった場合でも、交換することができます。

猫のストレスや運動不足に悩んでいるという場合には、ぜひこちらのアイテムをご活用ください。
価格も非常にリーズナブルですし、猫のおもちゃにぴったりです。

商品ページ:CatRig furキャットリグ – ファー

まとめ

猫が甘噛みする理由は、1つではなく複数あります。
甘えている・やめてほしい・歯がかゆい・ストレス・本能的なものなどの理由です。
甘噛みは、それほど痛みを感じないため、放置してしまう人もいるようですが、そのままにしておくと、人間が病気を発症してしまう可能性もあります。
ですから、できるだけ甘噛みを減らすように、対策を行うことが大切です。
猫とのスキンシップの時間を増やす、無視する、おもちゃを与えるなどの対策があります。