ソファーについた猫の毛を効率的に掃除する方法とは?

2024.01.05全て猫関連コラム

猫を飼っている人が、最も気になるのが「抜け毛」だと考えられます。
とくに、ソファーについてしまった猫の毛を掃除するのは、簡単ではありません。
今回のコラムでは、「ソファーについた猫の毛を効率的に掃除する方法」や「掃除をする際のおすすめのアイテム」ついて解説します。

猫に関する悩みで多いのは「猫の抜け毛」問題

猫との暮らしは、とても癒しのあるものとなりますが、飼い主さんの頭を悩ませてしまう問題もあるのです。
その代表的なものが、「猫の抜け毛」問題。

All for Cats株式会社が、猫と暮らす200人にアンケートを取ったところ、次のような結果が出たそうです。

「猫と暮らしていて悩んでいることをすべて選択してください。(複数回答) 」
・猫の抜け毛
・壁等への爪とぎ・ひっかき
・猫の健康管理
・長期間の外出ができない
・噛み癖・ひっかき癖
(出典:All for Cats株式会社によるアンケート調査)

All for Cats株式会社が、猫と暮らす200人を対象に行った調査結果によると、猫との暮らしで飼い主さんが悩んでいることの上位には、上記のようなものがあることがわかりました。
その中でも、圧倒的だったのが「猫の抜け毛」です。
半数以上の飼い主さんが、猫の抜け毛に悩んでいると回答しています。
その他にも、爪とぎやひっかき、健康管理などに頭を悩ませる飼い主さんが多くなっているがわかります。

また、同調査では、次のような結果も出ているのです。

「猫の抜け毛をとるために、衣服や掃除で粘着クリーナーまたは毛取りクリーナーを利用していますか?」
・とてもよく利用している41%
・利用している28%
・たまに利用している25%
・まったく利用していない6%
(出典:All for Cats株式会社によるアンケート調査)

この結果を見てみると、猫の飼い主さんは、猫の抜け毛をとるために、粘着クリーナーや毛取りクリーナーを使っていることがわかります。
データを見ても、まったくりようしていないのは6%ですから、ほとんどの人が使っていることがわかるでしょう。

ソファーについた猫の毛を掃除する際のポイント

猫の抜け毛に悩んでいる人が多いという解説をしましたが、抜け毛をどのように掃除すればよいのかが気になります。
とくに、利用する機会が多い、ソファーについた猫の毛の掃除する際のポイントを知っておくとよいでしょう。
押さえておきたいポイントは、次のようなものです。

表面だけでなく隙間の掃除も行う

ソファーを掃除する際には、掃除機を使うという人が多いと思いますが、掃除機は表面を綺麗にすることはできますが、隙間まで掃除ができない場合があります。
猫の毛は細かく、隙間などに入ってしまう場合もありますので、表面を掃除しただけでは、十分ではありません。
隙間の毛もしっかりと掃除することが大切です。

クッションをとりはずすことができる場合には、取り外して掃除をする

ソファーの中には、クッションをとりはずすことができるものもあります。
クッションを取り外すことができるものは、とりはずすことで隙間の掃除が楽になるので、必ず行いましょう。
それから、クッションは湿気などにより、ダニが好み環境になりやすいと言われています。
クッションカバーの洗濯やクッションを天日干しするのもよいでしょう。
猫の毛を取り除くだけでなく、ダニ対策も行うことができます。

レザー素材のソファーは柔らかい布で拭く

レザー素材のソファーでは、柔らかい布を使って、汚れを拭くのがポイントです。
レザー素材のソファーの場合には、水拭きはできるだけ避けることが重要となります。

掃除機を使って掃除を行うが注意するべきこともある

ソファーについた猫の毛を掃除する場合には、一般的に掃除機を使います。
掃除機にもさまざまなタイプのものがありますが、ソファーを掃除するとなると、ハンディタイプなどの小型の掃除機を使うと掃除がしやすいと言えるでしょう。
それから、吸引力のある掃除機を使用するのもおすすめです。

また、最近では一般的な掃除機だけでなく、ペットの毛の掃除に特化した掃除機も販売されています。
例えば、ダイソンには、ペットグルーミングツールがあり、ペットのブラッシングの際の抜け毛を素早く吸い込むことができるのです。
それから、抜け毛を吸い込むだけでなく、毛についているフケなどもしっかりと吸い込んでくれます。
抜け毛やフケなどが拡散するのを防げるのです。

ソファーの掃除には、掃除機が必須と言えますが、注意しなければいけないこともあります。
それは、次のような点になります。

掃除機の音

猫は非常に音に敏感ですので、音が大きな掃除機は苦手です。
吸引力に優れていても、音がうるさいという場合には、猫が嫌がってしまう可能性があります。
そのため、吸引力はもちろん大切なのですが、静音性に優れているかをチェックしてから選ぶとよいでしょう。
音が大きなものは、猫が嫌がるだけでなく、猫に大きなストレスを与えることにもなりかねません。
ストレスによって、体調を崩してしまうケースや病気につながるケースもありますので、十分な注意が必要となります。

毛の絡まりにくさ

掃除機のヘッド部分は、猫の毛や人間の毛が絡まりやすい部分です。
たくさんの毛が絡まると、メンテナンスが大変になってしまうので、ヘッド部分は、猫の毛などが絡まりにくいものを選ぶとよいでしょう。
毛が絡まりにくいと、メンテナンスも楽になりますので、毎日の掃除の負担も軽減できます。
見逃してしまいがちですが、重要なチェックポイントです。

吸引力

猫の毛を掃除するのなら、やはりどうしても吸引力は大切なポイントとなります。
十分な吸引力がないと、猫の毛を吸い込むことが難しくなり、不衛生な状況になってしまう場合があるのです。
アレルギー症状などが出る可能性もあるので、掃除機を選ぶ際には、静音性や毛の絡まりにくさはもちろん、吸引力をしっかりとチェックしてから選ぶのがよいでしょう。

ソファーについた猫の毛を効率的に掃除するためのアイテム


掃除機で掃除を行うのもよいのですが、それ以外にも効率的に掃除を行う方法があります。
その方法とは、便利なアイテムを活用する方法です。
その便利アイテムとは、「FurRemover(ファーリムーバー)」。
ファーリムーバーの魅力は、軽い力でしっかりと猫の毛をとることができることです。
ソファーはもちろんですが、掃除機ではとりにくいカーペットに入り込んでしまった猫の毛も、集めることができます。
2枚のブレードがついていて、抜けの毛を引き抜く、集めることが可能です。

それから、車のシートの掃除にも使用することができます。
出掛ける際には、バッグに入れておくと、掃除をする際に役立つでしょう。
気になる衛生面についてですが、水やぬるま湯で洗うことができますので、衛生面でも安心です。
猫を飼っている方で、毎日のソファーの掃除に頭を悩ませているという場合には、ぜひこちらのアイテムをご活用ください。
価格もリーズナブルですし、掃除機などではとりきれない猫の毛をとることができます。

まとめ

ソファーについた猫の毛など、飼い主さんは抜け毛に頭を悩ませています。
掃除を行う際は、表面だけでなく、ソファーの隙間なども掃除することが大切です。
さらに、掃除機を使用する際には、静音性やヘッド部分の毛の絡まりにくさ、吸引力などを考慮して選びましょう。
また、効率的に掃除を行うには、掃除機だけでなくファーリムーバーなどの便利アイテムを活用するのがおすすめです。