猫は1〜2日ならお留守番ができると言いますが、犬はどうでしょうか?犬もお留守番はできますが、もともと群れで暮らす動物ですから、猫と比べるとお留守番は苦手な傾向となります。
では、犬は何時間くらいならお留守番ができるのでしょうか?また、犬をお留守番させる際はどんなことに注意してどんな対策をしたら良いのでしょうか?
犬の平均的なお留守番時間と留守番方法
アイペット損害保険株式会社が2022年に行った「みんなの飼い方アンケート結果~ワンちゃん編~」によると犬のお留守番時間は4〜8時間ほどで、ケージで過ごす犬が多いことがわかりました。このアンケート結果と、実際に可能なお留守番時間、理想のお留守番方法について紹介します。
犬のお留守番は4~8時間が最多
アイペット損害保険株式会社の調査では、犬のお留守番は4〜8時間が最多で、次いで多かったのが4時間未満、8時間以上という結果でした。
一般的に成犬と健康な老犬は6〜8時間程度のお留守番ができると言われています。訓練された成犬なら8〜12時間ほどのお留守番が可能でしょう。つまり、4〜8時間程度のお留守番は犬にとっても無理のない時間と言えます。
ただし、健康に不安のある老犬や子犬はお留守番可能な時間はもっと短くなります。
子犬は排泄や食事の世話が必要なため、3時間以内が目安です。生後5ヶ月以上であれば5時間程度のお留守番が可能になります。
老犬の場合は体調を見ながら時間を調整するようにしましょう。
犬のお留守番方法の最多は「ケージ」
犬はお留守番の際にケージで過ごすことが多いようです。誤飲誤食やケガなどのリスクを考えればいちばん安全な方法です。とくに、好奇心旺盛でやんちゃな子犬におすすめでしょう。
犬をケージに入れるのは、かわいそうと感じる飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんが、犬は狭い場所のほうが安心できると言われています。そのため、トイレと水、ベッドが置けて、愛犬が横になっても余裕のあるサイズのケージであれば、問題なくお留守番ができます。
次に多いのが家の中を自由に歩き回っている犬です。この場合も、居場所としてのケージがあると安心できるかもしれませんね。
※出典:アイペット損害保険株式会社「みんなの飼い方アンケート結果~ワンちゃん編~」
犬のお留守番をめぐるトラブル・注意点と対策法
お留守番中に羽目を外しすぎた犬の動画を見て笑った経験はありませんか?笑ってすませられれば良いのですが、場合によってはケガをしたり、命にかかわったりなどのリスクもあります。
では、愛犬に安全にお留守番をしてもらうためにはどうしたら良いのでしょうか。注意点と対策を紹介します。
犬のお留守番をめぐるトラブル1:さみしくて鳴く・吠える
犬によっては、大好きな飼い主さんがいなくなると、さみしくて鳴いたり、吠えたりしてしまうことがあります。
とは言え、通常吠えるのは飼い主さんが出かけるときや、帰宅したときのみで、ずっと吠え続けるようなことはありません。しかし、犬の中にはお留守番中ずっと鳴きつづけてご近所トラブルに発展してしまう例もあります。
お留守番中に吠えてしまう犬には、飼い主さんの匂いのついたものをそばに置いておく、テレビやラジオを流しっ放しにしておくとリラックスして過ごせる場合もあります。
また、お気に入りのおもちゃやおやつが入れられる知育玩具を与えるのもおすすめです。おもちゃは破損や誤飲の可能性のないものを選ぶようにしましょう。
なお、飼い主さんがいない間ずっと吠えつづける場合は「分離不安」の可能性があります。気になる場合は動物病院を受診しましょう。
犬のお留守番をめぐるトラブル2:イタズラ
飼い主さんの居ぬ間に悪行の限りを尽くす!そんな愛犬にうんざりした経験はありませんか?家具や壁を破壊する、ゴミ箱漁りをする、引き出しを開けて中のものを引っ張り出すなどやりたい放題の犬も。
このような犬の場合はケガや誤飲誤食の危険性があります。命にかかわる場合もありますので、ケージに入れるなどの徹底した対策が求められるでしょう。
そのほかにも、決まった部屋の中だけで過ごしてもらう、危険なものがある部屋に入れないようにするといった方法もあります。扉を閉めただけでは開けてしまう犬もいますので、引き戸に差し込むだけで簡単にロックできる「スライドロック」やドアノブの操作をできなくする「ノブロック」などの扉をロックするアイテムの使用もおすすめです。
※商品ページ:SlideLock スライドロック
※商品ページ:KnobLock ノブロック
犬のお留守番をめぐるトラブル3:病気・怪我
お留守番中に愛犬の病気が悪化、持病の発作が起きてしまう可能性もあります。また、夏場は熱中症にも注意が必要です。
病気の治療中、持病のある犬の場合はなるべくお留守番をさせないのが望ましいです。しかし、日常の買い物やどうしても避けることのできないお出かけもあると思います。そんなときはなるべく短時間で済ませるようにしましょう。
熱中症対策としては、部屋のカーテンを閉めて、エアコンをつけっ放しにしにすることをおすすめします。また、いつでも水が飲めるように、たっぷりの水を用意しておきましょう。
また、病気のほかにもケガのリスクがあります。あらかじめ片付けておくなどして、危険なものに触れられないようにしておきましょう。
普段からお留守番に慣れさせるのも大切
犬は本来群れで暮らす動物ですから、1匹で過ごすのは苦手です。そのため、長時間のお留守番は大きなストレスになってしまう可能性があります。また、飼い主さんと離れている時間が長いほど分離不安のリスクが高くなるという報告もあります。
しかし、日常生活を送っていれば、買い物などのお出かけは避けられませんし、単身者や共働きのご家庭はお留守番をさせないわけにはいきません。
そのようなときにも、愛犬にストレスなく、安心して過ごしてもらうためには、普段からお留守番に慣らしておくことが大切です。
また、訓練次第では最長で12時間ほどのお留守番も可能です。場合によっては検討しましょう。
犬と一緒にお出かけしよう!
休日は、自動車で愛犬といっしょにドッグランや少し遠くの公園にお出かけしようと考える飼い主さんも多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめしたいのがドライブキャリーです。ドライブキャリーがあれば、愛犬と安全にドライブができます。おすすめのキャリーバッグとあわせて紹介します。
愛犬との外出にはキャリーが必須!
愛犬と自動車でお出かけの際には、安全のためにも運転中はキャリーバッグに入ってもらいましょう。ただし、キャリーバッグを座席に置いただけでは、急ブレーキをかけたときに落下してしまうなど、安全性には不安があります。
そこで、おすすめしたいのが、自動車の座席に取り付けられる犬用のドライブキャリーです。そのまま、キャリーバッグとしても使えて便利です。
ドライブキャリーを選ぶ際には、万が一の衝撃にも耐えられるように、しっかりとした固さがあるもの、シートベルトでしっかりと固定できるものを選ぶようにしましょう。
※関連記事:愛犬のドライブボックスを選ぶ際には安全性を重視する
4WAYSで超便利「Pet Carrier muna CSペットキャリアミュナCS」
ドライブキャリー選びに迷ったら、OPPOの「Pet Carrier muna CSペットキャリアミュナCS」をおすすめします。キャリーバッグですが、お出かけにもうれしい仕様が盛りだくさん!ドライブにもピッタリのアイテムなのです。
4WAYS仕様で、通常のキャリーバッグとしての仕様はもちろんですが、車の座席に固定することができます。キャスター付きですが、付属の室内用キャップを取り付ければ、車内を汚すこともありません。
また、リュック型で両手を開けられたり、滞在先でベッドとして使用できたりと、旅行や帰省にもおすすめのキャリーバッグです。
※商品ページ:Pet Carrier muna CSペットキャリアミュナCS
訓練すれば12時間のお留守番もOK!
犬はお留守番が苦手な動物です。お留守番は避けられるなら避けたほうが良いでしょう。しかし、日常生活を送るうえではどうしても避けられないこともあります。
犬は、訓練次第で最長12時間程度のお留守番も可能になります。愛犬をお留守番させる機会が多いならば、安心してお留守番ができるように訓練することも愛情と言えるでしょう。
愛犬の性格なども考慮しながら、無理のないように少しずつ慣らしていきましょう。
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